前回、デュランに討ち勝った一行。
さて…。
テリー
「ま 待て! 俺をこのままにして行く気かっ!?」
→ はい。
「うくっ……くそっ!いつだってこうだ。こっちが助けて欲しい時には、誰も手を貸してくれないくせに……邪魔だけはされる!肝心な時に!!」
それ…。あんたが言う??
「俺は強くなりたかった!強くなれるなら相手が魔族だろうが、なんだろうが、構わなかったんだ!」
構ってくれよ…。
「さあ殺せ!殺すがいい!生かしておいたら俺はきっと、あんたらを殺すことになる。今のうちに息の根を止めておくのが賢明ってもんだぜ。」
お~~い!さっき、うちらにボロ負けしたのを忘れたか~!?
「さあ、ひと思いに殺してくれ!」
そこまで言うならしょうがない。じゃあ、今とどめを……
ミレーユ
「待って!」
お?
どこからともなく、ミレーユが現れました。
「お願い、待って……。
やっぱり…やっぱりそうだわ…。テリー、私が分かる?」
今まで瀕死で横たわってたくせに、ピョイン!と、立ち上がり…
テリー
「ふん!誰だか知らないが、あんたに気安くテリーなんて呼ばれる筋合いはないね。」
おま………命の恩人だぞ^^;
ミレーユ
「……………。
そうね…。普通なら、忘れてしまったもおかしくないほど、時間もたって……忘れてもおかしくないほど、色々なことがあったわ。
でも……。あなただって、覚えているはず……。ガンディーノの町のことや、人々のこと、そして私のことも。」
テリー
「ま まさか……い いやっ ミレーユ?ミレーユ姉さんか!?」
あなたに気安く姉さんなんて呼ばれる筋合いはないわ!
ミレーユ
「ああっテリー!」
テリー
「姉さん!」
姉弟、感動の再会なのであります。
テリー
「姉さん…… こんなに近くにいたのに、気付かなかった……」
ミレーユ
「いいえ、テリー。何度かあなたを目にしていても、声をかけられなかった私が悪いの。」
ずっと、だんまりを決め込んでましたからね、あなた。
テリー
「姉さん。あの時俺に、今の半分でもチカラがあったら、姉さんを守ることができたのに…。」
ミレーユ
「いいの、もういいのよ、テリー。誰のせいでもないわ。それより聞いてテリー。あなたのチカラを必要としているのは、今はもう私じゃない。
あなたがこれまで掴んだチカラを、これからは世界のために使って欲しいの。
テリー……。私たちの仲間になってくれるわね?」
ちょ…wwww 勝手に話が進んでる!!!!www
感動的なシーンなんでしょうけど、鮎華さんの笑いが止まりません(笑)
ハッサン
「へへっ。強い味方がまたひとり増えたって寸法だな!」
そうそう。世界最強(笑)の男テリーがね。
アモス
「こんなに強い気の持ち主と、ともに戦えるなんて…私、ワクワクしてきました!」
まるで、『強いのは気だけだ』と言ってるように聞こえます。さすがはアモっさん(笑)
テリーが仲間にくわわった!
ミレーユ
「じゃあピースケ。私とテリーは先に馬車に行っているわね。」
二人でゆっくり歩いて外へ…。見送る4人。
ギャグか(笑)
テリーは、ルイーダの酒場めがけて走りだしたっ!
だから、ギャグか(笑)
次回。テリーさん大活躍。(の予定) → 第48回