鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

Whiplash 何度も見てしまうラスト

2022年05月08日 | Jazz

 Whiplash、邦題はセッションとなっていますが原題の方が意味があります。主役より J K Simmons の方がインパクト強いなあ。ラストCARAVAN、聴いてみましょう。

Whiplash Amazing Final Performance (Caravan) (Part 1) | Whiplash (2014) | 1080p HD


鳥海山の火山活動史

2022年05月06日 | 鳥海山

 面白い動画がありました。ドローンで撮影した鳥海山も食傷気味ですので山がきれいだ、花がきれいだというよりこちらの方がよっぽど面白いです。

 参考までに地質図に文字を大きく入れてみたのですがPCでははっきり見えないようです。色分けしてあるので上の動画を見るとよくわかると思います。

 この地質図は産総研、産業技術総合研究所のHPよりダウンロードできます。「地質図 - 鳥海山」出検索すればすぐに出てきます。一度覗いてみてください。自分の歩いたところ、遠望した所などを思い起こしながらいつまで見ても飽きることがありません。


何年前の五月だったか

2022年05月06日 | 鳥海山

 何年前かは忘れてしまいましたが五月のある日、天気が良かったので、ということで

 もちろん除雪はしてありません。ここからえっちらほっちら。周りには車もなし、人っ子一人いません。

 鶴間池へは行かず、

 ただひたすら山毛欅林の中を。

 見た目よりも歩けば急登です。十歩歩いては立ち止まり、景色を見るふりして一休み。

 写真が整理してあったのがバラバラにしてしまったので順番は出鱈目。

 山毛欅の根開きでまた一服。

 無雪期では車で簡単に行ける場所です。この後、瀧の小屋で大休止して帰ってきました。疲れ果てたのか、瀧の小屋の写真は撮っていなかったようです。誰にも会わない山行きは大した山登でなくとも深く記憶に残っています。

 どうやら無事に帰ってきたようです。それにしても何を根拠にルートを見つけて登って行ったのかそれは全く記憶にありません。


百名山 "鳥海山" | Explore Mt. Chokai (Short Documentary)

2022年05月04日 | 鳥海山

 このブログを見た方から素材を借用したいと以前連絡がありましたが、この度出来たということで連絡をいただきました。途中出てくるモノクロの絵葉書写真が私の所有している写真です。

百名山 「鳥海山」| Explore Mt. Chokai (Short Documentary)

 百名山と題する所はいただけません、私の見解としては。皆さんはそれで喜ぶのでしょうけれど。それにしてもよくしゃべる小屋番さんです。かつての小屋番さんでこれほど喋る人はいませんでした。私の知る山頂小屋番の方は山本坊の鳥海さんから歴代朴訥な方ばかりでしたから。(山頂小屋、参籠所は神職の方が管理しているので私は小屋番と呼びます。個々の管理人は神主さんですから。)山頂美術館なんて気持ちの悪いものを作ったのはこの方たちなのでしょうか。なにも山頂で山や高山植物の写真を見なくてもいいと思うのですが。それは鳥海山に登った人がそこで本物を見て感ずべきものなのですから。写真はそこにいない人が下界で見て追体験あるいは想像するものです。


こっしー、こっしー、こっしだんの

2022年05月03日 | 兎糞録

 何のことやら、わかる方はいないと思います。今ではほぼ聞くことの出来ないわが地方の方言。しかも旧市内の一部だけで、しかも女性のみで使われていたと思われます。大人になってから聞いたのはある会社の事務のおばさん、話をしていると突然「こっしー!」

 驚いたとき、思わず口から出ます。女性限定です。

 びっくりしたー、という意味のほかに何かいけないことをした女の子に向かってそれを見ていた女の子が「こっしー、こっしー、こっしだんの」というのは「わーり(悪い)んだーわーり(悪い)んだー」というほどの意味合いになります。

 女性限定といえば、いやだ、ということを強調?して、「やだ(嫌だ)おら」と語尾に「おら」がつく言葉もあります。残念ながら今は聞くことが出来ません。語尾に「~がい」「してがい」「んだはげがい」というのもあります。高校の生徒総会である女生徒が発言を求めて起ちあがり、「してがい」「んだはげがい」の連発は見事なものでした。「でっておめさんがだだば」と書いてもちっともわからないでしょう。これは「やれやれ、あなた方は」とでもなるでしょうか。

 あるいはこれも語尾に「~じー」「なんとかだじー」という言葉も聞くことが出来なくなりました。この「じー」は町の中心部の旧家のお年寄りは男の方でも普通にしゃべっていました。呉服屋の御隠居さんなんかは話の最後に「だじー」といつも言っていました。ほかに聞くことの出来なくなった言葉として「おぼげだ」「おぼげだごど」というのもあります。びっくりしたということです。

 我々は今でも会話は方言ですが方言も狭い地域でのみ使われていたものもあるようであり、残しておくのは難しいようです。でも何とか方言は残して、いやこの地方の標準語として使い続けたいものです。