「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

時をかける少女

2007年02月19日 | 映画
ムービックス本牧でみてきたが予想以上に良かった。日本アカデミー賞取ったのも納得。実写版も大昔に見た覚えがおぼろげながらあるが、多分30代以下くらいだとこっちの方が好きな人おおいんじゃないかなあ。アニメへの抵抗感もないだろうし。それは40代の人が見てつまらないのではなく、内容が今の時代の高校生の青春そのものだから、ということ。かつての実写版が今も凄い評価を得ているのは当時の観客がなにかしら共感できたからだと思うからだ。こんかいはケータイが大活躍だしなあ。

それにしても良い空を描いてくれる。個人的にはゲド戦記より良い映画だなあ。夏というのも良かった。入道雲がええんですわぁ。
何度もタイムリープして、そのたびにゴロゴロとぶつかりまくっているマコトに、館内から思わず笑いが出たが、それも温かい笑いで子どもからおじさんまで、皆の笑い声だったのが印象的だ。
ほとんどためらいなく、ポンポンとタイムリープするのも良かったなー。
そのせいで後半とんでもないめにあうわけだけど、そこを描くのもうまいと思う。

エヴァンゲリオンの絵を描いている人、ということでオタク向き、と判断されたらちょっと悲しい。この映画はオタクだけでなく皆が楽しめる映画である。ま、そんなことを言わなくても、観客を見たら、子ども連れあり、カップルあり、老夫婦までいたので分かる人には分かっている、という感じ。
上映している映画館が少ないのは大変残念。…と思ったらDVD化されるのでそれで楽しんでほしいです。

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