「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

町でうわさの天狗の子 1~8

2013年04月25日 | comic
Kindleで8巻まで読破。
というかものすごい勢いで読み終わったんですが。
9巻と10巻も電子書籍化してほしいもんですが。。。。

だけど買ってみて分かったが、少女マンガをこんなに抵抗なく買えるのって電子書籍ならではだよなあ、と。オッサン的には本屋で買うの勇気いるもの。
それと電子書籍だと歯止めが効かない。
ガンガン買ってしまう。
古本で探すということもないし。
というか電子書籍になると古本という概念すら無くなるんだよなあ。印税とかも無くなるわけで。いいことなのかどうなのか。

内容的には少女マンガでも、3月のライオンとか、海街Diary的な男性が読んでもまったく問題ない感じ。

田舎の女子高生が主人公。
彼女は天狗と人間の娘で、ものすごい力を持っているらしいんだが、天狗にはなりたくないので、いろいろ抵抗して、私は普通に恋をしたいんだー青春したいんだーとがんばっているという。

周りも周りで面白くて、親父の天狗は親バカ丸出し、眷属たちはぬるく、母親は天狗に逆らって娘を引き渡さず別居中、同級生たちはそれぞれ恋に忙しくという。そんでもって幼馴染というか、一緒に育った男の子は天狗になりたくて修行中。。。。

個人的にはキツネの三郎坊と化粧屋の娘の恋の行方が気になるんですが。このキツネエロいよねえ。。。
あとモミジ殿が可愛いです。はい。

なかなかセリフや設定が面白くて。
こういう漫画とかに出てくる典型的なイマドキの女子高生像をことごとくぶっ壊してるw
そのズレた感が良くてねえ。
田舎という設定もいいやねえ。

だって日本人の3割くらいでしょう。ほんと都会とその周辺に住んでるのって。7割は田舎なわけで。
私もド田舎出身だから、これくらい気の抜けた世界の話のほうが好きだというのはあるなあ。
その割に憧れる世界をちゃんと作れてるし。
うまいなあ。



町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)
クリエーター情報なし
小学館

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