「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

トンデモ本?違う、SFだ!

2005年03月15日 | SF・宇宙関連
凄いなあ、羨ましいなあ、と思います。
何がって前にも少し触れた「と学会」の
山本弘さんである。

「トンデモ本?違う、SFだ!」山本弘 洋泉社

たくさーん本を読んでも知識として身についていない
私にとって、この本のように作品を紹介するというのは
憧れである。
読んでいて楽しいし、脱線してないし、次につなげたくなる
紹介の仕方で。

しかもその知識を上手に利用するには知恵が必要だからね。
うまい。
いきなり「小説としての完成度は別物!」と言い切る。
実際、紹介されるSFをなんというか「味わっている」の
がわかる。

一人の作家のあの本もこの本も・・・
こりは古いですねえ、という名作から聞いたことの無いもの、
SFファンに酷評されたもの、最新のライトノベル、漫画まで
SF作品がずらりである。

セカチューのタイトルの大元はSFだったんですねえ。
いいなあ、私の知らないたくさんの本を読んでいるんでしょうねえ。
あ、ソードワールドのリプレイのタイトルは元の作品があるんですよね。
これは気付いていたのでちょっと「ふふ知ってるもんねー」と嬉しがって
いる自分が醜い(笑)
まあそういう嬉しいコメントも少しある、と。

重要なのはライトノベルだけを読んでる人で、こういう遊び心を
気付いてないってことがありそうでさあ。
食わず嫌いはやっぱりいけないわけですね。
ライトノベルをきっかけにこーんなに楽しい世界に触れてみましょうよ。
もちろんその逆も。

それでは図書館に返します。
え?だって・・・お金がさあ。
郵便で普通か書留か、普通か速達にしようかで迷うくらいで。
100円も惜しい。
本を買うなんて・・・
6月頃まで出費がねえ。
あ!SWリプレイの新刊は19日発売ですか!?
うがーーーーーーー

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