世界一長い日記、というのが枢密院議長をつとめた倉重さんの日記らしい。
それを「解読」した大御所ノンフィクションライター佐野眞一さんの本。
面白い。
新書なのにこんだけ厚いの!?
と思ったのは読めばわかる。
正直、原書の文章を載せてもさっぱりなのだが、著者がいろいろ解説してくれるので十分読み応えはある。官僚の日記で、大正前後の皇族・政治の話がこれでもかと出てくる。本書にもあるとおり、きっと知られざる事実とか、当時の研究に役立つ内容がたくさんあるのだろう。なによりとにかくなんでも書くという姿勢に妥協が無い。タブーなんてない。そんな内容。
それが解読を困難にしているのだろうけど(笑)
ものすごい政治の事件も身の回りの些細な買い物のことも同じように書くんだから読む側は大変だ。しかもその文章量もすごい。もちろん、本書にある日記の内容はその一部に過ぎない。解説がなかったら読めないよ、本当に。
この倉重さんを例える言葉が最初のほうに出てくる
「書いた、書いた、書いた」
それだけで興味湧くでしょ(笑)
それを「解読」した大御所ノンフィクションライター佐野眞一さんの本。
面白い。
新書なのにこんだけ厚いの!?
と思ったのは読めばわかる。
正直、原書の文章を載せてもさっぱりなのだが、著者がいろいろ解説してくれるので十分読み応えはある。官僚の日記で、大正前後の皇族・政治の話がこれでもかと出てくる。本書にもあるとおり、きっと知られざる事実とか、当時の研究に役立つ内容がたくさんあるのだろう。なによりとにかくなんでも書くという姿勢に妥協が無い。タブーなんてない。そんな内容。
それが解読を困難にしているのだろうけど(笑)
ものすごい政治の事件も身の回りの些細な買い物のことも同じように書くんだから読む側は大変だ。しかもその文章量もすごい。もちろん、本書にある日記の内容はその一部に過ぎない。解説がなかったら読めないよ、本当に。
この倉重さんを例える言葉が最初のほうに出てくる
「書いた、書いた、書いた」
それだけで興味湧くでしょ(笑)
枢密院議長の日記 (講談社現代新書 1911)佐野 眞一講談社このアイテムの詳細を見る |
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