「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

イエスタデイをうたって 10巻

2014年07月04日 | comic
作者あとがきによると10巻までに15年。
長いとは思うものの、だけど1年ちょっとで1巻のペースということなら
こんなもんかあ、と思わんでもない。

だけどそれ以上に「長いなあ」と感じさせるのは、
作中でまったくこの人達進展無いやん!というところでしょうw
しかもですね、前巻、9巻にして元の木阿弥というか、10巻でもそうだが
進展しないことに気付いて登場人物たちすら心に隙間風が吹き始めているww

あと、この15年はIT化で著しく世界が変わったので、
余計にそう思うというのもあると思う。
固定電話→ケータイのくだりとかね。
まだケータイ持ってないキャラまでいるんやで。

まあ、ともかくとしてだけど、10巻にしてあーこれはそろそろ終わりに向かっているのかな、と。
冬目先生もあとがきであと少しの辛抱って言っているし。

だけどねえ、もう主人公たちのことは、どうせお前ら好き合ってんだろリア充が!って突き放しているところがあるんだよねw
ハルには悲しいことだけどもさ。
いやこの作者だから最後まで油断はできないんだけどw
最後で「どうしてこうなっちゃったんだろう」ってお通夜になってるから2人とも。ほんとシナ子先生ってこんなに暗くなかったよな、最初の頃。髪また伸ばそうよ(関係ない

ここまで暗くなるとハルの明るさに惹かれちゃうww
油断できない。
冬目先生の作品って少し狂気入っているから。少しだけどね。漫画家では十分普通の範囲です、はい。

個人的に気になるのは喫茶店の杏子さんとクマさんですね。
もうね、この2人はもうね、いかにも悲恋になりそうだけど応援してる。
なんとかね、幸せになってほしいんですけどね、この2人には。いや、この作品に出てくるみんながね。幸せになってほしいもんですが。


イエスタデイをうたって 10 (ヤングジャンプコミックス)
クリエーター情報なし
集英社

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