吉村昭先生の作品。
もともと好きな作品が多いが、本書は読みたいとは思っていたが読みそびれていた
ようやく最近文庫本を古本で購入して読めた。古本、しかも文庫なのに定価より高かった。
もちろん今回の震災で本書が読まれているのは間違いない。
最初は「海の壁」というタイトルだったそうだ。
タイトルが変更された理由はよくわからない。
吉村先生は生前、三陸地方に何度も行っていて、若いときには女川を起点に . . . 本文を読む
深海6000mにある施設で事故が起きて、その3年後に何もわからず
やってきた若い会社員が主人公。
1巻では伏線が大量にありまくりで、今後が楽しみ。
ただし伏線をうまくまとめられないと、あとは途中で打ち切りになると
「あーもったいねー」という風にもなりそうで冷や汗がw
がんばれ作者。
まず主人公の会社は中国企業に買収されて、その上司がとてつもなく嫌なやつで
んで、この6000mの深海の施設も、日 . . . 本文を読む