今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

名犬ラッシ-

2008-01-05 14:22:38 | Weblog
昨日はテレビでリメイク版の”名犬ラッシ-”の映画を放映していた。テレビ放送がまだ白黒時代に、すでに米国のテレビドラマが日本でも大人気だった。喜劇番組の”ル-シ-ショウ”、音楽番組のペリ-コモショウは渋い音楽番組で、西部劇のボナンザや拳銃無宿、ライフルマンや戦争映画のコンバットは欠かさず見ていた。

その中でも名犬ラッシ-が特に好きだった。困っている人を助けたり、怪我をした動物を助けたり、あれだけ頭の良い犬がいるというのに憧れた。当時自分が飼っていた犬が日本犬の雑種で、コロという名前だったが、テレビで見ている名犬ラッシ-並みに育てたいと思って色々調教にトライしてが、本当に何一つ芸を憶えない。

犬のえさ用の食器に中身が入ってない状況で”おあずけ”と言えば、こちらの顔色を見ながらじっと動かない。ひょっとしてという淡い期待のもとに、実際にえさを食器の中にいれて”おあずけ”と言うと、こちらの顔も見ないで一気に食べ始めるしまつ。犬の名前が良くないと思って、コロでなくラッシーと呼んで見ても、突然名前を変えられてもという感じで、知らん顔。お座りと言えば、尻尾を振ってるばかり、お手も覚えなければ、伏せも覚えない。時折、野良猫を見つけて追い掛け回しては、引っかかれてキャインと尻尾をまいて帰ってくるし、散歩に近くの池まで連れて行くと、水辺でカエルばかりを追い掛け回して、水の中に転落。悪い事に、犬掻きも出来ないのでおぼれかかった事もあった。さらに、定期的に数週間は出かけてまま家に帰って来なかった時も何度かあった。まさに正真正銘の迷犬だった。