今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

タイピスト

2006-01-16 00:18:46 | 気がついたこと
今でもタイピストと言う言葉を聞くと、美人でスタイルが良くてミニスカ-トが良く似合う女性というイメ-ジが頭の中に浮かんでしまう。要するにむかしのアメリカ映画の見すぎによる後遺症である。今はワ-プロが身近になってしまったので、この言葉は死語に近いように思える。しかし、昔のタイピストと言うのは、商業英文を完璧にこなせる知的な女性の代名詞のような職種だった。イタリアのオリベッテイ社のタイプライタ-に触り始めたのが30年近く前で、キ-ボ-ドの配置の中から必要なアルファベットを探して、指1本で打ち始めたのが最初である。いつもタイプを打つ仕事があるわけでないので、ずっとこんな方法でしか練習出来なかった。しかし、その2年後に転職しようかなと思って、転職の本を見ると、外資系の会社は英語とタイプライタ-がうまいこととも採用条件となっているのを見て、完全nブラインドダッチ出来るまで両手でタイプを打つ練習に真面目に取り組んだ。まだ電動タイプが出る前なので、打つ力のバラツキが刻印された文字の濃い、薄いに直接影響するので、力が弱い薬指と小指を鍛えたものである。電動タイプになってからは、指で触れば、同じような濃淡で印刷できるので、楽になつたのが懐かしい。