オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

【アーカイブ】2008北陸の旅 日本最大・最高の日本自動車博物館

2020年06月03日 | 新潟・富山・石川・福井
石川県小松市の日本自動車博物館です。小矢部市の実業家、前田彰三が設立した日本最大の自動車博物館で、約500台の名車を展示しています。最初の博物館は1978年に開館、1995年に現在地に移転しました。コード812ウエストチェスターハインケル・カビーネ、ドイツの航空機メーカーハインケル社がつくったバブルカーです。バブルカーとはバブル(泡)のようなキャビンに車輪をつけた超小型自動車。カビーネは1956年から58年に生産され、その後イギリスのトロージャン社でライセンス生産されました。後方は国産のバブルカー、富士製作所が生産したフジ・キャビン。富士製作所はなんと現在のコマツ(小松製作所)の前身です。メッサーシュミットの三輪バブルカーはわりと有名です。ハインケルやメッサーシュミット、三菱重工、中島飛行機などの航空機メーカーは敗戦で解体されるか、あるいは軍需産業からの撤退、航空機の製造を禁止されました。生き残るには小型車生産しか道はなかった。三菱は三菱500、ミニカなど、中島飛行機の後身の1社、富士重工はスバル360を生産しました。大量生産時代の幕開けとなったフォードT型フォードT型
トヨタRHスーパー初代トヨペット・クラウン。観音扉の4ドアセダンです。2代目トヨペット・クラウン。この時の新車発表広告、よくおぼえています。3代目クラウン。角型2灯のハードトップ。このころすでに角型ランプがあったんですね。4代目クラウン。4代目からトヨペットではなく、トヨタ・クラウンに呼称が変更になりました。初代コロナ。大衆車のさきがけです。2代目コロナ。初代が丸みを重視したデザインだったのにたいして、2代目は角型でした。初代カローラ。日産サニーは1000cc、1年遅れて発売されたカローラは1100ccでした。「隣の車が小さく見えます」というキャッチコピーでした。
2代目スプリンター・クーペ。初代スプリンターは1968年に登場、スプリンターは憧れでした。セリカ・リフトバックトヨタ2000GTパブリカトヨタ800スポーツ、通称「ヨタハチ」
日本の自動車メーカーの歴史年表です。新三菱重工とか、プリンス自動車、くろがね、愛知機械など懐かしい社名です。カブトムシ、フォルクスワーゲン旧東ドイツ製のトラバント縦型4灯の初代ニッサン・セドリック。横型4灯の2代目ニッサン・セドリック初代ダットサン・ブルーバード2代目ブルーバード3代目ブルーバード、名車といわれた510型です。プリンス・スカイラインスポーツプリンス・スカイライン2代目スカイライン2000GT-A3代目スカイライン。愛称「愛のスカイライン」4代目スカイライン、愛称「ケンとメリー」、略して「ケンメリ」5代目スカイライン、愛称は「ジャパン」ブリティッシュスポーツのMG初代プリンス・グロリア2代目プリンス・グロリア3代目グロリア。プリンス自動車は1966年に日産自動車と合併し、グロリアはニッサン・グロリアとなりました。ニッサン・チェリーX-1小型トラック、ニッサン・ジュニアトヨタ・ハイラックストヨエーストヨエース原動機付き自転車。オートバイ王国の原点です。アメリカ製インディアン目黒製作所がつくったメグロ。目黒製作所はのちに川崎重工業と合併し、メグロの伝統はカワサキW1(650cc)に引き継がれます。
陸王。アメリカのハーレーダビッドソンのコピーです。
ホンダ・モンキー(手前)とリトル・ホンダ。モンキーは一度所有したかったです。リトル・ホンダは4ストロークエンジンでしたが、その後継のノビオは2ストロークでした。私はノビオを所有していましたが、ラッタターのロードパルのほうが車体が軽いので速かった。
ダイハツ・ミゼット、当初の型はオートバイと同じバーハンドルでした。後期型の丸形ハンドルを装備したミゼット。丸型ハンドルが評価されて人気車となりました。ホンダT360をベースに後輪に装軌(キャタピラー)を装備したホンダ・スノーラ。タイヤ交換と同様の作業でキャタピラーからタイヤへ交換ができるそうです。ホンダ・バモスホンダN360ホンダZ空冷エンジンのホンダ1300ホンダ・シビック初代のトヨタ・カローラ。なんと輸出仕様の左ハンドルです。三菱コルト1500輸出仕様ニッサン・フェアレディ輸出仕様故ダイアナ妃愛用のロールスロイスホンダS600ニッサン・シルビア私が所有していたホンダ・ノビオナショナルのラジカセスバル360。中央の4ドア型は珍しい。いすゞベレルダイハツ・オート三輪マツダ・オート三輪。家の近くにマツダの販売店があったので私はダイハツよりマツダが好きでした。 <img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/a2/3df17064360a198c6da4b3091360b07b.jpg" border="0"><br>
マツダ・ルーチェ<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f8/c2ea5d8e2ae9b58a6e9a917c045bbd1f.jpg" border="0">マツダ・サバンナ<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/73/a48e2596fcd8126ccce007f2db448d8d.jpg" border="0">マツダR360クーペ<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/03/8bef2e97724ac7d34709ab97e6823390.jpg" border="0">マツダ・コスモスポーツ。ロータリーエンジン搭載の名車です。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/02/c301cbecd2bb40dbf55d13872d0dd05c.jpg" border="0">ニッサン・フェアレディZ<br>
<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/8b/954c7051a671c1e7ededb46186076584.jpg" border="0">メルセデス・ベンツ190SL<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/28/f1e911b005d688175c38060d282e7282.jpg" border="0">フォード・ムスタング<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d1/37273572a0ecf26bdc9cc5c90491689f.jpg" border="0">トライアンフTR3<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2d/1c113368cb0884c76109d4ddd49ef04a.jpg" border="0">ダイハツ・コンパーノ<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/5b/5f8ae4ce99cab95e706d408f839cc3d8.jpg" border="0">アストンマーチン<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ee/b94f4cd06a582383c81ab80c281ad242.jpg" border="0">ジャガー<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/74/daee3f255a1d3e51a16d984b7b844cc0.jpg" border="0">マツダRX-7<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c0/7531a8b425d52d686b172a838399c37b.jpg" border="0">トヨタ・スプリンタートレノ<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1e/8cae2f0040df39fdedb9b252031741ff.jpg" border="0">三菱デボネア<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c8/16e4e0bca82bacf23042297a66ef126b.jpg" border="0">三菱ギャランFTO<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/96/b4a626ef45194034af8b3d4932158e02.jpg" border="0">三菱ギャランGTO<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/d6/34ca28fdf2ca49b631edf58f69390ec0.jpg" border="0">三菱コルト1000<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/c2/a34df66a620484892ed0ddfe143e5af4.jpg" border="0">三菱ランサー<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e4/c1182a972386ac7d737c2834c90b6465.jpg" border="0">初期のオート三輪<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/bc/0fa9953fe2b83928442984b536fe3690.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2f/8bdbb374254c361d352a8132fc314d77.jpg" border="0">日野ルノー<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a6/9ed96979b9e952063999475da9e93bb8.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/85/585430b3a398ab57f8b14ce8cd5739d7.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c1/4aebff14b856ff4a1e826f69e844cdf3.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/fe/9d1aa5cef52272c3aa05d8bd3b4b3976.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/4a/ee0270d8ea18cc8c2c381e1cc3847b94.jpg" border="0">「世界のトイレ」便器のコレクションもあります。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/df8a82ca84db95ee18f3f16c19682f0e.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7c/6b1289c545a916dcfb738dea32dbff7d.jpg" border="0"><img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/fc/2ce9ec6b62d072326f56c8e27e512a1e.jpg" border="0">

10年以上前に撮影した写真を整理しブログにアップしましたが、実に楽しかった。この博物館の展示車はすべて個人が収集したもので、実際に公道を走行した実車です。この点がいいですね。日本最大、最高の自動車博物館です。関東にあったなら毎年1回は行きたいですね。
もし1台乗って帰っていいと言われたらどの車を選ぶか、それは悩ましい問題です。国産車ではFTO、ランサー、2代目コンテッサ・クーペ、アメ車ならムスタング、イギリス車ならトライアンフ、ドイツ車ならフォルクスワーゲンかな。国産で1台だと、ランサーですね。私の望みは実に庶民的で、分相応ですね。
1960年代、70年代はメーカー間の競争は激烈で、コロナ対ブルーバードの戦いは「ブルコロ戦争」とも称されました。当時の新車発表時、コロナは「ニューコロナ」、ブルーバードは「新型ブルーバード」という言い方で広告を展開。決して「新型コロナ」とは言ってなかった(笑)。
名古屋市のトヨタ博物館は世界的大企業のトヨタが設立した博物館なので素晴らしいのは当然なのですが、展示車はすべてピッカピカで、自動車としてのリアリティが薄い。レプリカモデルもあるようです。

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