オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

下総国・古城の旅 佐倉城跡の国立歴史民俗博物館

2015年02月18日 | 千葉
厳冬期、寒気が緩んだ一日を選んで佐倉へいきました。

京成佐倉駅です。京成とJRの駅は歩けば30分以上も離れています。佐倉城の北端に京成佐倉駅、南端の高崎川の先にJR佐倉駅があります。JRと私鉄がこれほど離れている町は珍しいですね。

佐倉城跡へとつながる旧成田街道

佐倉城の濠

土塁


国立歴史民俗博物館、通称・歴博の入口です。
佐倉城は明治から終戦まで陸軍歩兵第二連隊、その後は第五七連隊、通称佐倉連隊本部があったために佐倉城跡と連隊の跡が交じり合っています。1983年に国立歴史民俗博物館が開設されました。

愛宕坂。城跡らしくゆるかな登り坂です。

佐倉連隊の衛兵所跡

博物館のあたりは佐倉城の侍屋敷跡(椎木曲輪)跡です。


歴博の正面入口。都内の博物館と違って長いアプローチがあってゆったりとしています。

歴博に入ってすぐのホールには売店があり、その奥の壁面は大きな窓となっていて、外の景色を大画面で楽しめます。

戦国末期に大量に生産された各種火縄銃。

大阪夏の陣の時の大坂城を描いた絵。豊臣時代の大坂城を知る上では最も貴重な歴史史料です。

石巻ハリストス教会。ハリストス教会は石巻にもあったのですね。日本最古の木造教会建築です。

戦前に新潟と朝鮮北部の元山を結んだ航路がありました。朝鮮郵船のポスターです。

本物の三八式歩兵銃です。ボルトアクション式、手動5連発、重量は3.7kgです。持ち上げてみましたが私には重すぎます。行軍はとても無理ですね。

短銃身型に改良された歩兵銃

あまりにも有名な亀倉雄策デザインの東京オリンピック・ポスター。
歴史民俗博物館は唯一の国立歴史博物館です。博物館ですから歴史の史料を集め保管し研究することと、一般人の歴史への関心を高めること、二つの役割を持っていると思うんですが、両立はなかなか難しいと思いました。展示はあまりにも総花的で、私にはごく一部しか興味は持てませんでした。安直に見せ方を工夫するとテーマパークみたいになってしまいますね。









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