もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2012 Japan Cup 先行予想

2012年11月20日 | G1予想&結果
◆またまた森伊蔵極上の一滴が当選。これでstockは3本となったので、秋G1残り5戦のうち、純益10万円を超えたら開けることにした。予想にもこれまで以上に力が入るぞ。がんばりまっしょい。

◆とりあえずは、取捨が難しい外国馬の情報を整理。陣営が言っている予定通りスケジュールが進まない場合は、調整に狂いが生じている、ということで捨てる根拠になるんでね。

11/20(火)の情報
・スリプトラ号 (SRI PUTRA)(牡・6歳)-東京競馬場在厩
ジョアン バンクス(Joan Banks)調教助手の話
「白井(競馬学校)から東京競馬場へ移動しても、食欲はあり、コンディションは全く変わりません。今日の運動も良い動きで、大変満足しています。前走から間隔が空いていますが、問題はありません。東京競馬場の直線は長いですが、イギリスのグッドウッド競馬場ほどアップダウンが大きいわけでもないので、力をためておいて最後の坂で力を出せると思います。今後の予定については、明日調教師が来て決めることにはなりますが、明日も今日と同じ内容の調教になるでしょう。木曜日に追い切りを芝で行うことになると思います。」

・ジャッカルベリー号 (JAKKALBERRY)(牡・6歳)競馬学校→東京競馬場移動
アレクサンダー ケアンズ(Alexander Cairns)厩務員の話
<競馬学校における調教状況>
「体調は万全です。今朝の調教では、昨日と同じく速歩とキャンターを行いました。来日直後は馬体重が減ってしまいましたが、日が経つにつれて戻ってきました。現在は、メルボルンカップ前の良い状態に戻っています。」
競馬学校出発時間   11:15
東京競馬場到着時間   13:15
アレクサンダー ケアンズ(Alexander Cairns)厩務員の話
<東京競馬場到着状況>
「白井(競馬学校)からの輸送はとてもスムーズでした。馬の調子もよく、到着直後から旺盛にカイバを食べています。今後の調教内容については、明日はキャンター程度の運動を行う予定ですが、調教師からの指示により、追い切りの実施日が決まることになります。」

・マウントアトス号 (MOUNT ATHOS)(せん・5歳)競馬学校→東京競馬場移動
チャールズ ヘンソン(Charles Henson)調教助手の話
<競馬学校における調教状況>
「体調は良く、東京競馬場へ行くのが楽しみです。本日の調教でも、速歩とキャンターで調整しました。来日して1週間が経ちましたが、輸送の疲れも取れ、今ではすっかり通常の状態に戻りました。」
競馬学校出発時間   11:15
東京競馬場到着時間   13:15
チャールズ ヘンソン(Charles Henson)調教助手の話
<東京競馬場到着状況>
「オーストラリアから香港経由での輸送は順調で、来日して7日ほど経ちましたが、回復具合も良く白井(競馬学校)では順調にトレーニングを消化し、ゲート試験もきちんとこなしていました。飼い食いも良く、水もよく飲んで、現在の状態には大変満足しています。今週の調教予定は、日々の様子を見ながらになるので、現段階でははっきりとは決まっていません。」

・レッドカドー号 (RED CADEAUX)(せん・6歳)競馬学校→東京競馬場移動
ロビン トレヴァー(Robin Trevor)調教助手の話
<競馬学校における調教状況>
「本日も体調は良好です。今朝の調教はいつもと同じように、速歩とキャンターを行いました。競馬学校に入厩して1週間が経ちましたが、調子は日に日に良くなっています。」
競馬学校出発時間   11:45
東京競馬場到着時間   13:32
ロビン トレヴァー(Robin Trevor)調教助手の話
<東京競馬場到着状況>
「オーストラリアから香港経由での来日でしたが、馬の状態は非常に良いです。前走のメルボルンカップでは、充分な休養を挟んで臨みましたが、スローペースの展開となり力を余した形でレースが終わってしまいました。馬自体はその後も非常に元気で、馬体も太めだったので、オーストラリア出発前に強めの運動をしたほどです。現在の馬体重もメルボルンカップ前とほぼ同じです。明日は軽めに運動し(天気予報では木曜日あたりに少し雨が降るということなので)芝が硬くないようであれば、金曜日に軽く追う予定ですが、硬ければダートで長めにキャンターをする予定です。騎手は日本の競馬を良く知るG.モッセにお願いしましたが、レース当日まで乗る予定はありません。」

・ソレミア号 (SOLEMIA)(牝・4歳)競馬学校→東京競馬場移動
ジェレミー コーヘン(Geremy Cohen)調教助手およびステファン デュプレ(Stephane Duprey)厩務員の話
<競馬学校における調教状況>
「体調は万全です。日本産のりんご、にんじん等を好んで食べているせいか、どことなく顔つきが可愛らしい日本の女の子のようになってきました。今朝の調教時もとても落ち着いており、しなやかな動きで良い感触でした。競馬学校に到着直後はやや疲れも見られましたが、時間が経つにつれて回復しています。現段階ではすっかり適応できており、とても良い状態です。日本側の対応の良さに感謝しています。」
競馬学校出発時間   11:45
東京競馬場到着時間   13:38
ジェレミー コーヘン(Geremy Cohen)調教助手およびステファン デュプレ(Stephane Duprey)厩務員の話
<東京競馬場到着状況>
「初めての海外輸送で心配はありましたが、全く問題ありませんでした。日本に到着後、多少馬体重の減少はありましたが、日本のりんご、にんじん、ミネラルウォーターを喜んで食べていて、食欲旺盛です。また馬が混乱しないように飼料とサプリメントはフランスと同じものを与えています。明日はラフォンパリアス調教師・ペリエ騎手ともにこちらに来て、ペリエ騎手が騎乗し、芝コースで追い切る予定です。」

◆ということで、以下の予定が変更になった場合は外国馬は無条件で切り。

・スリプトラ=11/22(木)に芝コースで追い切り
・ジャッカルベリー=追い切り日未定
・マウントアトス=追い切り日未定
・レッドカドー=11/23(金)芝で軽く追い切り、芝が固ければダートで長めキャンンター
・ソレミア=11/21(水)鞍上ペリエにて芝コースで追い切り

◆また、今回のJCのポイントはオルフェーブルの扱い。凱旋門賞あわやの2着に地の利を加え、断然の1番人気になることが想定される。先週までの調教も悪い気配はなさそうなので、おそらく単勝1倍台か悪くても2倍台前半になるだろう。

 2006年、同じく凱旋門賞を経て見事JCを制したのはディープインパクトだった。

 ただ、オルフェーブルとディープとではちょっと背景が異なり、それはJCでオルフェーブルが凡走する可能性を暗示している。

 ディープインパクトは凱旋門賞当時風邪を引いており完全な状態ではなかったらしい。とすれば、その後のフランスからの長時間輸送を経たとしてもJC時のディープの体調は凱旋門賞時点よりも上向きだった可能性がある。それでも、陣営は「馬の調子を見極めてから」とレース直前まで出否を迷っていたように思う。

 一方、池江師によればオルフェーブルはフランスで前哨戦を1戦叩き、究極の仕上げで凱旋門賞に臨んだとのこと。また当時の馬場もスミヨンのコメントでは「8段階中悪い方から2番目」で粘りつくような特殊な馬場だったらしい。その状況下でオルフェが直線入口で他馬と次元が違う切れ味をみせたのは事実だが、それも「オルフェーブル自身がそういう特殊馬場の適性が高くまたスタミナのあるタイプだった」がゆえ、との見方もできる。
 凱旋門賞後にオルフェーブルが日本に向け移動したのは10/7のレースのわずか2日後。それから輸入検疫を経て栗東トレセン入厩は4週間後の11/7。 その翌々日には坂路で53.0-38.6-12.3の時計を出し、翌週15日にも52.9-38.7-12.6と2本目の時計を出している。数字面だけからみれば「元気モリモリ」に見えるが、100%の仕上げを施し極悪のロンシャンで目一杯の競馬をした後長時間の輸送を経て1ケ月半。オルフェーブルのパワーメーターの目盛はどこまで保てているのか?

 90%の調子であれば圧勝の可能性もあるが、よくいう「目に見えない疲れ」が体や心に変調をきたす可能性もかなりの確率であるものと考える。しかし、それはレース結果が出てみなければ分からないことだろう。

 したがって、馬券作戦は「オルフェーブルの出来=90%」のケースと「オルフェぶっ飛び」のケースの2本立てにするのが、賢い消費者のとるべきスタンスと考える。

 その他の日本馬の取捨は、また明日以降に。。。

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