もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2010年G1第5戦・天皇賞(春)予想

2010年05月01日 | G1予想&結果
◆年々小粒になるステイヤー路線。もはや春の天皇賞は古馬が目標とする
勲章にはなり得ないのか?
 ここもG1馬は前年初重賞制覇が天皇賞となったマイネルキッツ1頭の
みと、寂しい限りのメンバー構成となってしまった。

 よかよか親爺に遅れをとり早めに挽回しなきゃいけない状況ではあるん
だが、正直あんまし気乗りしねえなあ。

 とはいえ、命の次に大事なものを賭ける以上は手抜きはできない。ここ
はひとつビシッと決めて差を縮めていこう。

◆ 元来、このレースはなぜか4歳&5歳世代が圧倒的に強いレースで、
近走凡走を繰り返していた馬でも、4歳5歳世代だからっつってきちまう
傾向がある。エリモエクスパイアなんぞその最たるモンだわさ。

 血統的なところや実績からいえば、凱旋門賞血統のトーセンクラウンや
BMSに京都得意のサッカーボーイをもち前走日経賞を59kgで制したマイ
ネルキッツや調教師が「9歳でやっと本格化した」とワケの分からんコメ
ントをしている有馬記念3着馬エアシェイディやら8歳にして阪神大賞典
で重賞初制覇をしたトウカイトリックを押さえたいところだが。

 なんせ、実績よりもレース特性の方が強く影響するレースだからな・・・。

◆3フォゲッタブルは、夏は1000万条件でしょぼい走りをしていたが、
菊花賞で激走すると、その勢いのままG3戦ステイヤーSを制し、有馬
記念でもあわやの4着にきた。
 ブエナビスタが先行して厳しい流れを作り出し、最後方にいたドリーム
ジャーニーが差し切る流れの中で早めの追い出しから最後までバテずに
伸びることができたのは、ステイヤー資質の高さの表れと見た。本命。

 13ジャミールの年明けは1500万条件ではあるが、前走G2戦で内を経済的
に回ったトウカイトリックに差されての2着と、勝ちに等しい内容だった
ことと、なにより4歳馬の伸び代に期待したい。対抗。

 7ナムラクレセントは、カスカス対象となる5歳。近走1800-2000mを
使われており、前走日経賞2500mが8着という戦績をみれば、あまり人気に
はならないだろうと思うが、忘れちゃならない菊花賞3着馬。鞍上小牧が
腹をくくって乗れば、一発あるかも。単穴。

 その他で押さえるのは、いずれも4歳馬&5歳馬とする。

 5歳馬からは、9メインストリーム、14メイショウベルーガ。さらに確た
る逃げ馬不在のここでは、4歳馬ミッキーペトラの逃げ残りを警戒して少し
押さえておくことにする。

◆評価
 ◎ 3フォゲッタブル
 ○ 13ジャミール
 ▲ 7ナムラクレセント
 △ 9メインストリーム
 △ 14 メイショウベルーガ
 △ 11ミッキーペトラ

 穴人気しそうなテイエムアンコールは、6才であること、折り合いに不安
があること、の2点から無印。
 おそらく上位人気になるであろう、エアシェイディ、トウカイトリック、
マイネルキッツは、それぞれ9歳から7歳という高齢ゆえ全消し。

◆馬券 29400
 ◇馬連 15300
  3-7=4000、3-13=4000、3-9,14×@1500、7-13=1500
  7,13-9,14×@700
 ◇3連複 4300
  3-7-13=1300
  3-7,13-9,11,14×@500
 ◇3連単 9800
  3-7,13-全×@200
  7,13-3-全×@100
  7,13-7,13-3×@100

◆理論や実績からいえば、高齢馬の有力馬を買うのが王道。しかし、これま
での競馬人生から学んだこともまた一つの真理。
 現8才馬が圧倒的な強さをみせていたダート戦線も今年に入りフェブラリー
でどうやら世代交代の気配を窺わせてきた。
 高齢馬が実績にモノをいわせて君臨してきた長距離路線もそろそろ世代交代
すべき時がきていることを期待してみたい。

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2 コメント

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2010天皇賞春直前予想 (よかよか親爺)
2010-05-02 12:13:50
◎③フォゲッタブル
○⑯マイネルキッツ
▲⑥トウカイトリック
▲⑬ジャミール
▲⑮エアシェイディ
△⑧トーセンクラウン
△⑩テイエムアンコール
△⑫ジャガーメイル

馬券対象は以上。
臨戦過程、状態等いろいろ言われているようだが、馬柱をじっくり検討するとやはり軸は③フォゲッタブル。菊花賞2着の実績は勿論、有馬記念4着も立派。ステイヤーズS、ダイヤモンドSでも負けていない。もっと人気がかぶるかとおもったが、むしろ馬券的にはありがたいところだ。
対抗は⑯マイネルキッツ。昨年の春天皇賞以降、いまいちの成績だったが前走日経賞を勝って、キッチリここにあわせてきた。外枠は割り引きだが、この距離、このメンバーなら力は上。
あとは混戦だが、阪神大賞典1、2着の⑥⑬。⑮は距離不安はあるが、有馬記念3着、日経賞2着の実績からもこのメンバーなら。有馬記念ではお世話になったし、数少なくなったサンデー産駒、頑張って欲しい。
あとは、血統から⑧⑩を押さえる。特に⑧トーセンクラウンは父オペラハウス、母父ダンシングブレーヴであり、日経賞でも0.1差の3着と△の中では一番期待できる。⑫は2番人気となっているが、個人的にはあまり評価していない。外人騎手ということもあり一応押さえる。
調教後馬体重をみると、⑧⑫⑮は輸送があるにもかかわらず、プラス体重になっていない。(⑫⑮は±0、⑧はプラス4)このままだと、大幅馬体減も予想されることから、今回は直前馬体重もキッチリ確認して馬券配分を考える。
天皇賞春は荒れる傾向なので、3連単はできるだけ手広く押さえる作戦としたい。

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か・ん・ぱ・い (よかよか親爺)
2010-05-02 19:57:53
天皇賞春は完敗。ジャガーメールって、こんなに強かったっけ?
しかし、この予想、この結果で馬連を押さえてないところがよかよか親爺の下手なところ。
また、馬体重を確認しているんだから、未練があってもエアシェイディはバッサリ切らないとな。
今週はGWといことで、たっぷり資金を補充して競馬に臨んだが、昨日も今日もサッパリ、というかチグハグというか。
天皇賞の負けを取り返すべく勝負した新潟最終では、ネコパンチ、ハナ差3着で1、2着固定の3連単をはずしちまった。また、京都最終でも目をつぶってアグネスタキオンとキングカメハメハ産駒の馬券だけ買っとけば超万馬券だったのにやっぱり人気のロードアリエスからの馬券にしちゃたんだよな、これが。
G1勝負、後半戦は『思い切った決断』を目標に再度立て直して勝負に挑むこととしたい。


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