もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2019年G1第8戦・ヴィクトリアマイル 予想&結果

2019年05月11日 | G1予想&結果
◆大波乱となったNHKマイルCの波乱の立役者である「100回買っても100回とも買わない馬」ケイデンスコール。しかし、終わってから血統を調べてみたら、東京コースの根幹距離である400mの倍数のレースで無類の強さを誇る「サンデー×ヌレイエフ」で構成されていた。しまった・・・・。それ知ってれば馬連を押さえるぐらいしたかもしれないのに・・・。でも、しか。。。
◆今週からの東京G1はヴィクトリアマイル/オークス/ダービー/安田記念、と根幹距離のレースが連続する。NHKマイルCの反省を活かし、「サンデー×ヌレイエフ」または「サンデー×ダンジグ」の血統馬については、人気うんぬんに関わらず、押さえておくように心がけておこう。

◆土曜日の東京競馬場はかなりの高速馬場となっていた。5R:3歳未勝利・芝1600m=1分33秒6、7R:500万下・芝1400m=1分20秒4、11R:京王杯SC=1分19秒4(レコード)と下級条件でも速い時計が記録されており、「東京マイルは2000mもこなせるスタミナが要求される」というこれまでの常識に捉われていては当たり馬券に到達することはできない状況だ。
 時計の速い場合は、前半が速くなったとしても、先行した馬が速い時計で上がれば後ろから差す馬の繰り出せる脚にも限界はあるので、圧倒的に前に行く馬が有利になる。まずはこのレースの展開を考えてみることにする。

◆逃げ・先行するのは、11アエロリットと6ラッキーライラック。この他に3クロコスミアと7ミッキーチャームもこれまで先行して好成績を挙げているが、この2頭はあくまでも中距離の先行馬。テンから激しく競るマイル戦ではおそらく逃げるのは無理だろう。
 6ラッキーライラックは、桜花賞までは先行して早めの追い出しで押し切る競馬をしていた。前々走の中山記念で快速馬マルターズアポジーの58秒2という逃げを離れた2番手で追走しゴール直前まで粘りこんでステルヴィオに僅差ながら先着するなど、先行押し切り型がこの馬が最も力を発揮できる形なのだろうと思う。一方、前走阪神牝馬Sでは中団にポジションをとったものの、3角に入る直前にパッチンされて位置取りを悪くし、その後も常に外側に並走馬がおり、直線で追い上げたものの内側をスムーズに先行した各馬においつくことはできなかった。その反省を踏まえると、今回ラッキーライラック陣営は、逃げまたは2番手追走の作戦でくるに違いない。
 11アエロリットはほぼ毎回「アエロリットの逃げについていくと自分がつぶれる」と思わせるパワー型の逃げをうつ。真ん中の11番に入ったのも、この馬にとっては「スタートで安めをうっても2の脚で逃げることができる」ということで、好都合のはず。
 先行脚質の強いG1馬2頭が先行有利な馬場で走る以上、この2頭に逆らうのは得策ではないだろう。あとは、この2頭に続く馬のうち、2着までこれる馬を探すのがこのレースの予想軸となる。

◆プラス評価の1つ目の条件は、前述の東京コース根幹距離向きの血統構成。1アマルフィコースト、5メイショウオワラ、7ミッキーチャーム、9プリモシーン、10ミエノサクシード、14レッツゴードンキの6頭がこの条件に該当する。
 また、プラス評価の2つ目の条件は、マイルで1分32秒台以下の速い時計をもっていること。2レッドオルガ、8デンコウアンジュ、9プリモシーン、12ワントゥワン、14レッツゴードンキ、16ソウルスターリング、18フロンテアクイーンの7頭がこの条件に該当する。。
 9プリモシーンは、時計面・血統面でのプラス評価があるとともに、3最夏時点で古馬牡馬相手の関屋記念を制し、前走で牡馬混合重賞のダービー卿CTでクビ差2着となり、関屋記念勝ちが決してフロックではないことを証明している。
 2レッドオルガは、これまで重賞勝ちはないが、この年明けの牡馬混合の東京新聞杯で1分32秒0の好タイムで2着と、5歳を迎えての充実ぶりを示している。
 よって、この2頭が2番手評価の▲印。

◆3連馬券のヒモの△評価は、血統評価と14番人気というオイシサから10ミエノサクシード、血統+タイムの両方でプラス評価の14レッツゴードンキ、タイム面プラスで武豊+藤沢厩舎の16ソウルスターリング、タイム面でギリギリ32秒台の時計をもつとともに前走の重賞中山牝馬S1着を評価して18フロンテアクイーンの4頭。
◆馬単は、2-6-9-11のBOX買いをするんだが、その他にアエロリットを軸として、血統組:1アマルフィコースト、5メイショウオワラ、7ミッキーチャーム、10ミエノサクシード、14レッツゴードンキに。タイム組:8デンコウアンジュ、12ワントゥワン、16ソウルスターリング、18フロンテアクイーン、の計9頭に流して万全を期すことにする。

◆馬券<29700>

■3連単
 6,11-6,11,2,9-6,11,2,9,10,14,16,18 @200<7200>

■3連複
 6,11-6,11,2,9-6,11,2,9,10,14,16,18 @500<12000>

■馬単
 6-11-2-9 Box @500<6000>

■馬連
 11-1,5,7,8,10,12,14,16,18 @500<4500>

◆結果

 はあああああ。ダメや。ノームコアまったくのノーマークやった。まだ、まだ修行が足らんわ。
 
2019年5月12日(日曜) 2回東京8日11レース第14回 ヴィクトリアマイルGⅠサラ系4歳以上オープン(国際)牝(指定)定量1,600メートル(芝・左)

1 枠2黒 4 ノームコア 牝4 55.0 D.レーン 1:30.5
2 枠5黄 9 プリモシーン 牝4 55.0 福永 祐一 1:30.5 クビ
3 枠2黒 3 クロコスミア 牝6 55.0 戸崎 圭太 1:30.6 1/2
4 枠3赤 6 ラッキーライラック 牝4 55.0 石橋 脩 1:30.6 ハナ
5 枠6緑 11 アエロリット 牝5 55.0 横山 典弘 1:30.9 1 1/2

単勝4 940円 5番人気
複勝4 350円 6番人気 9 250円 4番人気 3 670円 11番人気
枠連2-5 2,900円 22番人気
ワイド4-9 1,410円 13番人気 3-4 4,040円 47番人気 3-9 3,150円 39番人気
馬連4-9 3,700円 14番人気
馬単4-9 7,670円 30番人気
3連複3-4-9 35,490円 115番人気
3連単4-9-3 175,040円 561番人気

投資=29700
回収=0

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