もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2013年東京優駿牝馬・予想

2013年05月18日 | G1予想&結果
◆先週のヴィクトリアマイルで、自分の馬券ミスも重なり板橋の毘沙門天との差が大きく開いちまったが・・・なあに、春G1はまだ4戦残っている。あまり大振りせずにコツコツと積み重ねて最終宝塚記念で逆転を狙っていこう。

 今週は、昨年来鬼娘が東京さ出てきて、よっぽど札幌の独り暮らしが寂しいのか、今年2回目の鬼嫁来襲中。オークス当日は鬼嫁の帰札日であり、奇しくも鬼嫁去りし日には馬券戦績が良い、との強いジンクスもある。今回は期待できるぞ。

 前週は、事前予想では700倍×@300円の3連複が当たってたのに、当日朝の予想変更で手中の珠を零しちまった反省を活かし、今週はブレない。。。  ようにしたい。。。。

◆「2400mの距離はほとんど全馬が初経験なので、距離適性はやってみなきゃ分からん。大事なのは折り合い」というのは各陣営とも共通して言ってること。まったくもってその通り。
 ただ、経験がない距離だけに、調教についてはこれまでに比べ強い負荷をかけていることが望ましい。
 また、長い距離・直線の坂などをこなすスタミナが要求されるからには、ここまでのレースでラスト3Fで踏ん張れない馬では到底上位は望めない。

 「女子高生の運動会」のオークスは、そんな辺りを中心に予想を組み立てていきたい。若い娘の考えなぞ分かるはずもないが、鬼娘芝浦降臨により久しぶりに歳の若い女子が近くで暮らす生活環境となっているからには、ここは当てにゃいかんでしょ。

◆今回の予想は、ケチ付け方式で。

 獲得賞金額900万円の抽選で2頭がここに出走。うちの1頭、7ティアーモは、本気でオークスに出る気があるなら、どこかのトライアルに使ってきたはず。本気度合いに疑問。いらない。
 もう1頭の8ブリリアントアスクは、前走フローラSで折り合いを欠いたし、4月に2走したのは使い過ぎ。いらない。

 11クラウンロゼは中間一頓挫あったとのこと。実績が抜けているならともかく大一番に向け軽い追い切り1本のみではとても買えない。

 3メイショウマンボは、追い切り後馬体重が492kgと桜花賞前追い切り後馬体重474kgに比べてかなりデブ。輸送で絞れるかもしれないが、これでレース馬体重が470kgになったとすればレース前に全く食べないことになり、それはそれで良くない。桜花賞の上がり3Fも物足りない時計でもあり、消し。

 9ローブティサージュ。「だんだん反抗する面がでてきた」との岩田のコメント。ウォーエンブレム産駒の気性の悪さは定番であり、初距離・初遠征・初左回りで素直さを欠く馬は買いたくない。ここで大凡走・秋の前哨戦でも凡走して秋華賞で激走、というブラックエンブレム&岩田のパターンだと思う。

 15セレブリティモデルは、唯一の2400m経験馬だが、8馬身差のみどころのない13頭立ての7着では。前走忘れな草賞が低レベル過ぎるとの声があるが、まったくもってその通り。買いたくない。

 4アユサンは、桜花賞後には「終わってみれば買える要素のあった馬」とのコメントが多い。が、そんなのは所詮後付けの理屈。最大の不安要素は鞍上の丸山元気にある。
 ナリタブライアン優勝時のダービー2番人気ナムラコクオーの上村、ダービー1番人気でズブズブに沈んだキングヘイローの福永。いずれもパドックでは顔面蒼白の呈だったらしい。
 丸山は、騎乗停止中の桜花賞でクリスチャン乗り替わりでアユサンが優勝。悔しい思いがひとしおだろうが、経験の浅い3歳春での2400mは「馬3・人7」ぐらいだろうから、その気負いが悪い方に影響する可能性が高い。ローカル場所では気合の入った騎乗で、「買っておいて損のない騎手」の丸山ではあるが、今回は見送るのが正解だろう。

 12フロアクラフトは、鞍上が毎回替わってたまたまトライアルに乗った松山が今回。G1を狙う本気度合いが皆無で、「出られるから出る」スタンスでは難しいだろう。

 1レッドオーヴァルは、体型・マイルでの鋭すぎる切れ味から2400mは持たないものと断定。きたら見立て違いと諦めて己が微力さを恥じ入ることにする。

 ふう。これで9頭消えた。

◆さてさて、残った馬は次の9頭。
2ブリュネット、5デニムアンドルビー、6サクラプレジール、10リラコサージュ、13エバーブロッサム、14プリンセスジャック、16クロフネサプライズ、17スイートサルサ、18トーセンソレイユ

 それぞれについて寸評してみる。

2ブリュネット:トライアルのフローラSでは人気のデニムアンドルビーと同じ上がりタイム。新馬&未勝利で2戦惜敗して未勝利勝ち上がり後の前走重賞2着、との戦績は1番人気馬に酷似している。なのに、かたや1番人気でこちらは17番人気とはあまりに悲しい。3番手候補にしておく。
5デニムアンドルビー:4戦2勝の割には前売り1番人気とはちょいと人気し過ぎの感が強い。ただ、前走は確かに強い競馬だったことも事実であり。1着の有力候補。
6サクラプレジール:出走可能だったにうも関わらず桜花賞をパスしてここに全力投入というローテーションは好感がもてる。2戦2勝の無敗馬ゆえ軽視はできない。
10リラコサージュ:いかにも体が小さ過ぎるのがネック。「疲れを残さないための調教」と陣営がコメントしている通り、現時点では「体調維持のための調教」しかできないのではG1では厳しそうではあるが、藤原師が「上位にはきますよ」と自信満々にコメントしていたので、3番手グループとしてマークすることに。
13エバーブロッサム:フラワーC=2着、フローラS=2着と重賞を2戦続けて2着したのは自慢してもいいと思う。先行有利だったフラワーCで追い込んだ末脚にもみどころがある。
14プリンセスジャック:桜花賞3着は、「1・2着馬からは離されていた無欲の3着」との評価はあるが、1週前に栗東CWで80秒台を出せたのは体調の良さ+オークス制覇の意欲と評価したい。
16クロフネサプライズ:武豊が珍しく弱気のコメントとともに「抑えはきかないので逃げる」と宣言。いつもなら可能性のない馬でも陣営への気配りで「何とか頑張らせる」程度のコメントしかしない武豊がここまで出走馬の弱点をさらけ出すことは珍しい。懸念点を正直に暴露しているのも事実ではあるが、逆に「逃げればそこそこやれる」との感触に基づく作戦なのだろうと思う。
17スイートサルサ:前走フローラSの着順は6着と今イチながら、勝ったデニムアンドルビーとのタイム差はわずかに0.3秒。休み前の重賞2戦で差の無い競馬をしていた実力もあり休み明けを一叩きしての上がり目に期待したい。
18トーセンソレイユ:いわずとしれたディープインパクトの妹。血統的に距離延長が気になるタイプではなく、桜花賞までは馬体減りを気にして目一杯の調教ができなかった馬が強い負荷をかけられたことは好印象。有力馬の1頭だ。

 とは、資金配分でミスしないだけ。たのむぜ。

◆評価

◎5デニムアンドルビー
◎16クロフネサプライズ
◎18トーセンソレイユ
○6サクラプレジール
▲13エバーブロッサム
▲17スイートサルサ
△2ブリュネット
△10リラコサージュ
△14プリンセスジャック

◆馬券<34600>

□馬連<13500>
 5-16-18 BOX @2000
 6-5,16,18 @1500
 13,17-5,6,16,18 @500
□3連複<12800>
 5,6,16,18-5,6,16,18,13,17-5,6,16,18,13,17,2,10,14 @200
□3連単<8300>
 5,6,16,18-5,6,16,18-5,6,16,18,13,17 @100
 5-6,16,18-6,16,18,13,17,2,10,14 @100
 5,16-6,18,13,17,2,10,14-5,16 @100












 11リラコサージュは、

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
2013優駿牝馬展望 (板橋の毘沙門天)
2013-05-19 13:06:24
さあ、優駿牝馬。前週の勢いそのままに、今回も勝利の美酒に酔いたいところ。
毎度のことだが、オークスは2400の距離はほとんどの馬が経験したことのない距離。また、皐月賞→ダービーが2000→2400と比べ、桜花賞1600からいきなり2400へと距離延長するだけに、思わぬ結果となることが多い。
今年は現時点1番人気デニムアンドルビー3.9倍、以下レッドオーヴァル5.3倍、アユサン6.3倍、クロフネサプライズ8.0倍とここまでがひと桁人気だが、桜花賞の1、2番を押さえてデニムアンドルビーが1番人気となっている。今回は昨年のジェンティルドンナのような3冠を狙うような傑出した馬不在でエリンコートやトールポピーが勝った年のようなパターンになりそうな気がするが・・・・。
ずばり現時点での印は
◎⑤デニムアンドルビー
○⑬エバーブロッサム
▲④アユサン
▲⑱トーセンソレイユ
▲①レッドオーヴァル
▲②ブリュネット
▲⑥サクラプレジール
△⑦ティアーモ
△⑭プリンセスジャック
本命はデニムアンドルビー。フローラSのときから目を付けていたが、まさか1番人気とはちょっとびっくり。しかし未勝利勝ちの阪神2000で2011、その前の2着のときのタイムも他の馬と比べれば優秀。血統的にも裏付けがあり人気でも本命に推す。
対抗はエバーブロッサム。この馬も未勝利勝ちの中京2000で2020。2000の持ちタイムはデニムアンドルビーに次ぐもの。その後も2着、2着と大崩れがない。
あとは桜花賞上位馬とその他路線の馬の比較だが、桜花賞1、2着馬が1600までの実績しかなく、また血統的にも距離伸びて良いとは思えない。それならトーセンソレイユ、ブリュネットにも上位のチャンスはある。
あと、池田師推奨のサクラプレジールだが、確かに血統的にも距離伸びてよさそうだが、フラワーカップの勝ちタイム1500はちょっといただけないな。
これからさらに検討を進め、馬体重確認して馬券は決めるが、思い切って桜花賞上位のアユサン、レッドオーヴァルにサクラプレジールを外して、ちょっと穴っぽい⑦⑭を加えた馬券もいいかも。悩むところだ。
返信する
メイショー、マンボー?? (板橋の毘沙門天)
2013-05-19 17:02:52
うーん、メイショウマンボねー。
◎○がキッチリ上位2,3着に来ただけに、残念な結果。
メイショウマンボ、スズカマンボ産駒で血統的には取り上げる要素があっただけに、せめて1800か2000を走っていてそれらしい兆しがあったら馬券は回っていたかもしれないが、距離は1600以下の実績しかなく、しかも桜花賞10着では。最後、◎○2頭軸の3連複まで手を延ばしただけに残念。
他に今日は新潟メインの駿風S、予想はばっちりだったのに、的中が馬連のみ。3連単は2頭軸マルチにしたため的中できず、わずかなプラスに終わったのが痛かった。
ダービーはロゴタイプとキズナが中心となりそうだが、思い切った異次元の馬券が買えるかどうかが勝負になると見た。
返信する

コメントを投稿