LONDON DIARY

ロンドン在住フローリスト、asuka のブログ。

春色ブーケレッスン 報告

2013-04-23 01:32:18 | flower lesson

ロンドンにもやっと、遅い遅い春が到来しました。
本当に、待ちに待った春!

例年になく寒い3月でしたが、4月の「春色ブーケレッスン」の頃には、
さすがに暖かくなって、大好きな春の花、peonyも、市場に出回っているであろうと踏んでいたのですが、
4月に入っても雪が降るほどの寒さ!
正直、18日のレッスンまでに、peonyがちゃんと手に入るのかどうか、とても不安でした。

昨年よりは、大分遅くはありますが、ほんの1週間前くらいから、
ようやくいろいろな店で見かけるようになり、ほっとしました。
でも、まだまだ旬の花とは言えず、お値段はかなり高め…。
前もっての注文では、品質は保証できなさそうだったので、
レッスン当日、これは!と思う、状態の良い花を品定めして、無事に仕入れ完了!


この日の花材。
後ろのバラは、ちょっと特別なバラ、Dennis Edwards。


peonyと共に、春を感じさせるスイートピーも。


今回の花材で作るブーケ、実は結構、難易度の高いものだったのです。
各花材の大きさも形も様々で、チューリップの難しい曲線もあり、さらにグリーンは、ユーカリ。
一瞬迷いましたが、ただ無造作に束ねるだけでも、それはそれで良い感じだったので、強行してしまいました…。

でも、皆さんそれぞれ素敵に仕上げられて良かった!



皆さんの作品を並べて…ラッピングも統一して、「お花屋さんみたい~!」

レッスン後は、今回も皆さんと楽しいお食事タイム。
この日私は、朝5時から何も食べておらず、あまりにもおなかが空いていて、
ただでさえ忘れがちなランチの写真を、すっかり撮りそこねました。ごめんなさい!
今回私は試さなかったのですが、ほうれん草の入った甘くないスコーン、というのが珍しくありました。
Josephさんの新作かしら?



レッスン会場のカフェ、Haminadosのすぐ近くに、とっておきの通りがあるのです。
ピンクのマグノリアが、両脇にずっと植えられていて、毎年一斉に咲き始めます。
娘と私の大好きな通りで、数年前、"pink row"と名付けたこの道。
マグノリアの咲くこの時期だけは、わざわざこの道を通って帰ります。

見頃はほんの3日~5日程のマグノリア、それがおそらく最も美しく咲いていたのが、
ちょうどこのレッスンの日!昨年と比べて、1月も遅れての開花でした。
「せっかくなので、よかったら、帰りに寄り道してみて下さいね!」
とお勧めして、皆さんが去られた数分後、急に信じられない雨が…。
皆さん、ごめんなさい!

雨だけでは終わらず、さらに、ヒョウが降ってきました。
激しい雨は、ほんの10分ほどでしたが、ちょうど荷物を車に積んでいた最中で、
私もかなりずぶ濡れ…。

上の写真は、その後、また晴れ間が出た夕方のものです。
ちょっと前の、ヒョウなんて信じられないくらいの青空。
これぞロンドンの空…。



やっとやっとの、春です。







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