「床の間」には、床柱(とこばしら)。昔からその家の顔として、皆が競って立派なものを使用していたのでしょうが、今は床柱も集成材ですね。
床の間とは、お客さまを迎えるために、掛け軸等を飾るための場所です。
床の間をよく見ると、床の間は床柱に落掛(おとしがけ)と床框(とこがまち)という木材で四角く囲んで、大きな額縁のように演出されています。
落掛というのは、「床の間」の上部にある小壁の下にある装飾用の角材です。この小壁を小さくすると、床の間は明るくなりますが、落ち着きもなくなります。
そして、この小壁によってできる影が、実はさらに床の間の掛け軸にも奥行き感を感じさせる役割を担っているのです。
上座とかモノを飾る場所という意識しかなかったのですが、床の間というのは、中に飾られるものが、より人の目に印象的に映るように、考えられて造られた空間だったのです。
床の間とは、お客さまを迎えるために、掛け軸等を飾るための場所です。
床の間をよく見ると、床の間は床柱に落掛(おとしがけ)と床框(とこがまち)という木材で四角く囲んで、大きな額縁のように演出されています。
落掛というのは、「床の間」の上部にある小壁の下にある装飾用の角材です。この小壁を小さくすると、床の間は明るくなりますが、落ち着きもなくなります。
そして、この小壁によってできる影が、実はさらに床の間の掛け軸にも奥行き感を感じさせる役割を担っているのです。
上座とかモノを飾る場所という意識しかなかったのですが、床の間というのは、中に飾られるものが、より人の目に印象的に映るように、考えられて造られた空間だったのです。