直木賞受賞第一作。
箱根の山は蜃気楼ではない。
襷をつないで上っていける、俺たちなら。
才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。
奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。
たった十人で。
それぞれの「頂点」をめざして…。
長距離を走る。
つまりは生きるために必要な真の「強さ」を謳いあげた。
超ストレートな青春小説。
毎年元旦あけての2日目から開始される箱根駅伝。
大手町から出発して箱根までの往路を5人。
そして翌3日は、箱根からの復路を5人で走る。
大学対抗の駅伝が こんなにも熱く、
そして、人の心をこんなにも強く打つものとは
夢にも思いませんでした。
一つの目標に向かって突き進む10人
2人を除いて 後の8人はマラソンに対して
昨日今日始めたばかりの素人ばかり。
この8人を引っ張って箱根駅伝選抜チーム(上位10校)を目指す。
男同士の 信頼。友情。
とにかく 凄い!
駅伝は走り始めたら 一人での戦い!
でも たすきを繋げる!という みんなの一つになったその気持ち。
一文 一文から伝わってくる 意外な感動。
毎年、年の初めに開催される箱根駅伝。
私の唯一のお正月の楽しみと言ったら
この箱根駅伝です。
この駅伝のファンの方は分かっていただけると思いますが
ただ走るだけのこの競技ですが
大きなドラマがこの駅伝の中には潜んでいます。
こんな素敵な小説に巡り会えたことに感謝!感謝!
は もちろん5つです。
「まほろ駅前多田便利軒」を先日読んで、彼女の本に興味を持ち、少しずつ他の作品も読み始めています。 『風が強く吹いている』も近いうちに読んでみたいですね~
まだ この本を読まれていないんですか?
是非是非 読まれてみて下さいね。
私的には 最高に感動の本でした。
箱根駅伝を見るのが 大好きな私ですが
もっともっと 好きになりそうです。
騙されたと思って読んでみて下さいね
絶対 後悔はしないと思います。
私の保証付き(^_^)v
かなり 強引かな?