私の気ままな部屋 - ♪asitahatennki♪

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『  造花の蜜  』 連城 三紀彦

2009-08-14 | 小説

 造花の蜜はどんな妖しい香りを放つのだろうか…

二月末日に発生した誘拐事件で、
香奈子が一番大きな恐怖に駆られたのは・・・

それより数十分前、八王子に向かう車の中で事件を察知した瞬間でもなければ、
二時間後 犯人からの最初の連絡を家の電話で受けとった時でもなく、
幼稚園の玄関前で担任の高橋が
こう言いだした瞬間だった。

「だって、私、お母さんに…あなたにちゃんと圭太クン渡したじゃないですか」。
それは、この誘拐事件のほんの序幕にすぎなかった―。


展開が凄すぎて びっくりでした。

息子の圭太が蜂にさされたから・・・ と誘拐が始まる。

そして身代金を欲しいのか欲しくないか? 
の、誘拐犯からの電話。

そして渋谷のスクランブル交差点の真ん中での身代金の受け渡し
誰が味方なのか 敵なのか・・・?

挙げ句の果ては 誰が誘拐されているのか?
誰が本当の犯人なのか・・・?
で、クライマックスに繋がっていく。

あり得ないような誘拐・・・

最後はそうだったんだぁ・・・で終わりたかった。

あの、最後のおまけのようにあった一文
あれは 無かった方が良かったのでは・・・
と、思えたのは わたしだけ・・・

思いもつかなかったストーリーの展開だったので

 っていうところで 









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