ピターラビットの大ファンです。


食器も少しですが大事に持っています。
何よりも コーヒーカップ

毎朝 そのカップでコーヒーを飲んでいます。

ピーターラビットの食器に関しては
子供チックとは感じない私です。
その生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いたこの映画は
想像したより とても心打たれるものでした。
1902年、ヴィクトリア王朝時代。
封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど まったく考えられませんでした。
裕福な結婚だけが女の幸せと信じる母親の元で育った彼女ですが、
自由で自立した女性になっていきます。
そして、“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版しました。
イギリスのこの時代の背景、衣装、家具などが
ピーターラビットを生み出してくれたポターに
静かに マッチしているように感じられました。
編集者のノーマンと恋に落ち、身分違いの恋に反対されながらも
恋に突き進みます。
恋に控えめな彼女。
そして、この時代の静かな恋。
でも、想像もしなかった彼との別れ。
見ていて とても辛かったです。
物語ではなく 本当の話なんですよね・・・

そして、湖水地方の美しさを保つために
印税で土地を買い占め、自然保護に力を尽くしながら
一生を終えていきます。
恥ずかしながら 知らないことがたくさんでした。
切ないながらにも 心温まる映画でした。
ポターさんの生き方にも刺激を受け
そして ますます ピーターラビットが大好きになりました。
現実を忘れさせてくれる
癒しの映画ではないでしょうか

