アナン国連事務総長は9日、訪問先のスペインで、レバノンからのシリア軍撤退問題解決のためにラーセン特使を現地入りさせると発表しました。ラーセン氏は10日にエジプトでムバラク大統領と会談した後、ヨルダンに向かい、その後レバノン入りするとの事です。
アナン氏も重い腰をようやく上げた感じです。昨年9月、国連安保理でシリア軍の撤退決議を取り付けたのにもかかわらず、具体的な対策は講じず、結果的にハリーリ前 . . . 本文を読む
レバノン議会は9日、カラミ内閣総辞職を受けて首相指名選挙を行ないました。
128議席中69議席の支持を受けたカラミ前首相が事前の予想通り、新首相に指名されました。これによって、近くラフード大統領がカラミ氏を首相に指名する手続きに入ると思われます。
しかし、この茶番劇に一般市民が納得することはないでしょう。カラミ氏はシリアの代弁者と知られていますし、ラフード大統領も同様です。また、カラミ氏に一 . . . 本文を読む