アサド大統領が四面楚歌の状況に陥っています。それは、米仏からの圧力はもとより、アラブ世界、つまりは“身内”からも圧力がかかり始めたからです。
お伝えしているように、レバノンのハリーリ前首相暗殺をきっかけにして、レバノン民衆及び野党からシリア政府に対しての「積年の恨み」が噴き出しました。首都ベイルートのみならず、レバノン各地で反シリア集会が開かれ、レバノンに30年近く居座り続けるシリア軍の撤退が . . . 本文を読む
アル・ジャズィーラTVが伝えるところでは、シリアのアサド大統領が5日、議会で演説を行なうことになったようです。
これは予定になかったことですので、問題が大きくなっているレバノンからのシリア軍撤退に関する何らかの発表があるのではないかと思われます。 . . . 本文を読む
アッバース大統領と武装路線を主張するグループとの間で不穏な空気が漂い始めています。
今のところ大きな衝突は起きていませんが、今週、北部の都市ジェニンを自治政府の内務大臣が訪問中、会議場に向けて発砲騒ぎがありました。また、ナブロスでは3日、武装グループが警察署を襲撃する事件も起きています。 . . . 本文を読む