
Panasonic汐留美術館でフランク・ロイド・ライト展を見た後、お隣のカレッタ汐留にある広告の博物館、アド・ミュージアムに行きました。

入口で白いカードをもらって、それに会場内を回りながらスタンプを押し重ねて行くと最後に作品が完成するという仕掛け。

江戸時代からの広告の変遷を辿ります。名作中の名作だけを集めているので見ているだけで楽しい。


昨年、掛川のアートハウスで見た資生堂の広告の歴史が素晴らしく面白かったのですが、それを全業種に広げて面白さも格別です。

入口から見えた雲形のオブジェみたいのは内側のモニターでテレビCMを鑑賞できます。

「プール、冷えてます」「不思議、大好き」「バザールでゴザール」「hungry?」などなど。
糸井重里の萬流コピー塾でコピーライターという職業があることが世間に知られて、トッププレイヤーは一気にスターになったあの頃。

けっこう広い場内ですが2階もあります。

2階は広告に関連する書籍や雑誌の資料室。館外貸し出しはできませんが自由に読むことができます。

昭和2年に刊行した広告ポスターの図案について研究する月刊誌。思っていたより早くからアカデミックな取り組みがあったんですね。

大正から昭和にかけて最も一般的だった広告媒体の一つ、マッチ箱。

真っ白だった紙が最後にはこうなりました。
入場無料。汐留に来たら一度立ち寄ってみてください。