
スタートは大井町線等々力駅。23区内に残る貴重な木造の駅舎です。ちゃんと調べてはいませんが大井町線、池上線あたりにはまだいくつかあります。
最近だと戸越銀座駅や旗の台駅のように21世紀風のリニューアル木造駅舎も見られますが、やはり本物の魅力には及びません。

島式ホームの先端で改札を出ると上下線の線路に挟まれた場所が駅への出入り口。面白い。こないだの九品仏駅も同じでした。

駒沢公園通りに続いて今日も世田谷区の区道です。用賀中町通りは、世田谷区の区道の中では最長の赤堤通り(5.0km)、千歳通り(4.6km)に続いて4.2kmと第3位の長さです。
ちなみにこの道の名前はこの道路標識を見て初めて知りました。「用賀中町通りを歩こう」と思って来たわけではありません。

環八と246を行き来するバイパスとして機能しそうな位置関係です。最後に地形図を出しますが、それなりに高低差のある周辺です。

渋い料亭のような店。神田きくかわの上野毛店でした。最寄りの上野毛駅から850m。周囲にお店など一切ない場所にポツンと鰻店です。行ってみたい。

微妙に見覚えのある緑のビル。駒沢通りを往く(後編)のブログの9枚目の写真に同じのが写っていました。意外と風景の記憶って残るものです。

交差点から橋が見えたのでちょっと見に来ました。こんな所にある開渠の川。谷沢川でした。このまま南に下って等々力渓谷の流れとなる川です。

宇多田ヒカルさんが中学校に通われた清泉インターナショナルスクール。中央の逆カマボコ型の屋根が面白い。

246に出ました。渋谷からずっと頭上に会った首都高3号線と246が初めて分かれる場所です。

246を超えて用賀駅入り口そばに用賀神社に参拝。靖国鳥居の奥に神明造りの拝殿が見えます。

本日も立派な宮造りの銭湯がありました。用賀栄湯さん。

じわじわと坂を上って用賀駅から10分ほどで馬事公苑の角に来ました。 この塀が473m続きます。長!

左を見れば清掃工場の煙突が。馬事公苑と砧公園が700mしか離れていないことに驚きました。

世田谷通りまで来て用賀中町通りの終端。

今日は7年間の工事期間やオリンピック期間を経てようやく公開された馬事公苑を見に来ました。

本日のルート。野川、仙川、谷戸川、丸子川、九品仏川、呑川など様々な川筋が見えます。

馬事公苑を見てから最後は最寄りの千歳船橋駅ではなく経堂に帰って行きました。寒かった~。
歩いていてもわからない微妙な高低差が見えると面白いです。