
新宿駅西口。駅前ロータリーに面していた明治安田生命ビルとスバルビルが立て続けに取り壊されて、コクーンタワーが根元近くまで見えるようになりました。

昨年10月で営業を終えた小田急百貨店の下の方に工事パネルが設置され始めています。2029年に都庁より背の高い47階建てのタワーを含む複合施設が誕生します。
左右に長い小田急百貨店本店ですが、実は左側は営団地下鉄の所有で右側が小田急の所有。建物としても別々のビルです。
西口ロータリーと一緒に右側の小田急百貨店を設計した坂倉準三の発案で共通デザインのアルミパネルをつけることで一体感が出ています。まもなく見納め。

今日は左奥に向かって小滝橋通りを歩きます。新宿には強いつもりでいましたがこっち方面はほとんど来ることがありませんでした。

新宿から大久保までの間の小滝通りは飲食店が充実した道でした。中華、韓国系のお店が切れ目なくあります。歩いていても中国語の方がよく耳に入るくらい。

板橋冷麺はいたばしれいめんではなくパンギョレイメン。冷麺もありますが焼肉、揚げ物もある韓国料理店。美味しそうなんで行ってみたいです。

煎餅菓子はせんべいかしではなくてジェンビングオズ。中国の朝食なんかで食べる具沢山のクレープが主体です。鹹豆漿なんかもあるみたい。
残念ながら歩き始めにホリエモンが安すぎるとクレームをつけて話題になっていたモスの黒毛和牛バーガーを食べてしまったのでどのお店にも入らずでした。

男の顔と電話番号だけの看板。なんじゃこりゃと想いながらもう少し進んだら歯医者の広告だと分かりました。あの兄弟の医院ではありません。

中央線のガードをくぐる。この鉄橋も古そうです。JRのガードの緑色の塗装について調べたい。

小滝橋のすぐ手前。百人町の団地群。全貌がよく見えなかったのですがかなり範囲が広そうに見えました。

40年前には40棟近い数のアパートがあったところが、全て建て替えになって現在の百人町四丁目アパート群になっていたことがわかりました。

やたらと広い小滝橋交差点。小滝橋通りはこの先で終了です。鳥の足あとのような四差路になっていて奥から右が早稲田通り、右手前に諏訪通り。
諏訪通りはこの東500mで山手線をアンダーパスする部分を拡大する工事が進行中です。これが完成すると高田馬場駅周辺の早稲田通りの渋滞のバイパスとなります。

2度目の小滝橋。小滝橋から上野へ行く「上69」という都営バス路線が、私の勤めていた会社の近くを通っていて、春日、本郷、上野方面で度々使用していました。
でもスタート地点の「小滝橋」については全然分かっておらず、その場所を認識したのはようやく昨年の神田川散歩の時でした。

一瞬早稲田通りに入ってから八幡通りで北上。落合水再生センターの沈殿池上部が落合中央公園になっています。

右が神田川。左側が下水処理施設です。先日見た三河島と違ってオープンになっている処理池はなく全て建物で覆われています。

妙正寺川を越えて。

聖母坂通り。

佐伯祐三アトリエ記念館に立ち寄りました。これで中村彝アトリエ記念館、妙正寺川散歩の林芙美子記念館、漱石山房記念館と合わせて新宿歴史博物館の分館をコンプリート。

残念ながら建物は現存ではなくてレプリカです。佐伯祐三は10代の頃に展覧会に行って、初めて好きになった画家の1人でした。
この日は山手線の渋谷駅改良工事で外回りの山手線が動いておらず、結局新宿から最後は板橋まで歩いて帰りました。
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