読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

産前産後のケアは本当に重要です

2021-09-13 06:35:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!曇りの日は結構歩きやすいですね。しっかり歩き氷冷しましょう♪

前回妊娠中の骨盤についてでしたが、大きな交通事故なんか以外で、妊娠出産ほど骨盤に影響をあたえることはありません。

妊娠中の女性は足のむくみ・冷え・足のつり・肩こり・腰痛・精神的不安などいろいろな症状が出てきます。妊娠中は、どこでもよく言われることですが「歩け、歩け」です。太りすぎの回避のためもありますが、私的には骨盤周りの調整となります。それだけで、精神的にも肉体的にも楽になるのであれば、やはり歩くべきなのです。ただし、気にしすぎってほど、色々なことに気を付けてください。無理せず、安全が一番です。

そうやってお腹の中で育った赤ちゃんは、通常分娩であれば、産道から出産されます。その時、『出産時骨盤は破壊されますで書いた通り、骨盤は破壊されます。尾骨や恥骨、骨盤の関節(仙腸関節)が、離解(離れ)します。

当然、この離解し(離れ)た骨盤の関節を正常に戻す必要があります。もし、それを行わないと、骨盤の関節(仙腸関節)は離解(離れ)したままで、これが原因となり産後体調不良になり、色々な痛みや病気を引き起こす原因にもなります。

帝王切開の場合は大丈夫というわけでもありません。妊娠初期の段階から骨盤周辺の靭帯が緩み、胎児の成長に伴って、お腹が大きくなることで、物理的に骨盤は開いていきます。さらに、物理的にメスが入るのでそれも外傷のひとつですし、帝王切開だと、骨盤は妊娠時に開いているのに、産道を通らず出産するため、骨盤の関節(仙腸関節)は離解(離れ)が元に戻りにくい場合もあるのです。

「骨盤なんて勝手に治るもの」と言う人もいますが、現在の生活様式がそうはさせてくれません。

一昔前であれば、交通機関が発達しておらず、結構な距離を『歩く』必要があり、料理するにも、洗濯するにも、寝起きするにも、トイレに行く時さえ、『しゃがんで立つ動作』が常にありました。不便ではありますが、その都度、自分で骨盤調整をしている環境だったのです。

しかし、現在では、自転車もあり交通機関も発達しており、そんなに歩く必要もなく、椅子ベッド生活なので、しゃがむ必要もありません。家電製品がどんどん優秀になるので、動く必要がないのです。

私たちの体は、重力の上で動くこと前提に設計されているので、動かないと上手に機能できなくなります。産後放っておいても骨盤は治るからと動かずにいると、骨盤のズレはなかなか元に戻らず、骨盤がグラグラなままでは生活できないので、体がそのままの状態で固定してしまい、今度は関節の動きが悪くなるという事態になります。

若いうちは、筋力でどうにか動かせるので、動きが悪くなった関節にも気づかないまま、数十年後、筋力が衰え、気がつけば関節が動かないし、痛みが発症するというパターンも多いです。

産後1ヶ月は本当にグラグラ期なので、無理はせず、少しずつ歩く分数を増やしていくと良いです。赤ちゃんがいるので、そうも言っていられないかもしれませんが、自分の体をしっかり調整することで、赤ちゃんを守ることにも繋がるということを考えてほしいのです。

産前産後ケアは、人生において、とても重要なことなのです。


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