読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

日常生活の中で、骨盤体操しましょう。

2020-05-18 15:37:31 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
急激に外気温が上がって、身体に疲れが出ている人が多いですね。あと、コロナの影響もあり、歩行不足が深刻になっている人もいます。今日もしっかり歩いて、氷冷しましょう♪

歩く習慣をつけるのと一緒で、これまでお伝えした体操を、ちょこちょこ日常に取り入れてもらえると、動きがスムーズになります。

テレビを観ながら足首を動かすもよし、起き上がる前に四つん這い体操をしてもよし、歩いている途中の信号待ちで骨盤体操をしてもよし…です。

これらの体操の共通点は、骨盤や骨盤まわりが動くというところです。

実は、昔の日本だと、こんな風に意識せずとも、生活の中に骨盤体操が組み込まれていました。

立って行う骨盤体操をやってもらうと分かりますが、これは、ゆっくりしゃがむ動作です。

体操では腰を落とすところまでいっていないですが、しゃがむ動作には、この体操が含まれていると思います。

さて、では、昔の日本で何がスゴいか…と言えば…ずばり、

和式トイレです。

昔と言っても、私が小さい頃はまだ和式トイレだったので、そこまで遠くない昔ですが、その頃は、毎日、トイレでしゃがんで用を足していたのです!

トイレって、毎日3回以上は行くのではないでしょうか?その度に、しゃがんでいたんです。つまり、それだけの回数、自動的に骨盤体操しているってことになるんです。

すごくないですか?

今では考えられません。しゃがんで用を足すこと自体が、無理ではないでしょうか?足がプルプルしてしまって、トイレに集中できません。

トイレだけでなく、洋式化する前の生活を考えてみると、明らかにしゃがんでする作業が多かったと思います。

和式トイレ、卓袱台での食事、敷布団での寝起き…さらに、掃除、洗濯などの家事もしゃがんでの作業が多かったようです。

その度に、無意識に骨盤体操をしているという状況なのです。とても不便で辛いかもしれませんが、骨盤的には、素晴らしいのでは?と思います。その上、それにプラスで当時の人は、めちゃくちゃ歩いているのです。

それで言うと、現在の生活でしゃがむことは、なかなかないですね。洋式トイレ、テーブルに椅子の食卓、ベッドでの寝起き…と、とても楽で快適ですが、骨盤は動かないし、椅子に座ると尾骨が潰されてよろしくないです。

(床に座る場合も、尾骨の潰れる状態はNGですが…。胡座や体育座りなど…)

つまり、日常生活から骨盤体操が省かれてしまった現代は、自ら意識して、骨盤体操を行い、歩くしかないのです。

私の職場に、いまだに畳に敷布団で毎日布団の上げ下げをしている80代のおばあちゃんがいますが、足腰がしっかりしています。ベッドにしたほうが楽なんだろうけど…と言いながら、その作業は確実にリハビリになっているんだろうなと思います。

もちろん、無理をして、転倒したりすると、本末転倒なので、無茶や無理は良くないことは言っておきます。

ただ、言えるのは、生活が便利になった分、自分で意識して動かなければいけないということです。

日常生活で日々やることに、骨盤体操を組み込むのがオススメです。例えば、歯を磨きながらミニスクワットする…等々です。

身体の機能が正常に働くように、しっかり、体を動かしましょう!