マシマロ日記

つれづれなるままに。ぼちぼちっと更新中。
建築から遠ざかってますけど。
専業主婦体験中。
日常の記録的なものを。

日清

2010-03-18 12:28:29 | Weblog
カップヌードルBIGシリーズ。
久しぶりにカップ麺を食べることに。

まともに歩けない為、家事も時間がかかる。
買ってきてもらったカップ麺をお昼に食べることにする。

「ねぎ塩グリルチキンヌードル」

何となく予想できそうな味。

日清といえば、先日インスタントラーメンの誕生を追った特別番組を録画しておいたので
それをみたんだけども、なんとも地道な努力のもとにあったらしい。

安藤百福さんというかたが日清の創立者ということなのだが、
この人がすごい。

幼い頃に両親をなくし、台湾の商売を営む祖父母のもとで育てられ、
帰国後、自分も商売をしたい、と事業を興す。

あるとき、国に背いたとか(だったような)の罪をきせられて
ブタ小屋行きに。

そのとき、食べるということを強く考えることになる。
食べるということは、人間にとってなくてはならないことだと。

彼自身は社長ではあったが、質素な生活を好み、料理好きで、
人によく振る舞いもして
料理人を目指したら一流になれるとまで自身で言っていたらしい。

人々の為に、平和な世の中の為に、という思いで様々な事業を展開するが、
戦争により、無一文になるところまで落ちる。

行き場をなくした兵隊たちに、ボランティアとして
塩を作って配る活動をしたりもする。

そんな中、
アメリカの余剰小麦を食べることを推進する国は学校の給食に
パンを取り入れるが、

日本人はパンをお茶で食べるだけで栄養に偏りがある。
昔から東洋には麺という食文化がある、
この麺を給食に取り入れてはどうだろうか。

と提案する。事業の関係で厚生省によく赴いていたようだ。
しかし、そんな工場も流通手段もわからない、自分でやったらどうだ、
と突っぱねられる。

そんな中、名が通っていた安藤氏は、頼み込まれて金融関係の理事長をすることに。
資産の殆どをつぎ込んだ口座は、組合の崩壊とともに凍結。
またもやどん底に陥ってしまう。

しかし、家族の支えもあって、あるとき
家庭簡単に食べることができるラーメンを開発しよう!と志す。

ラーメン作りに関して、ずぶの素人であったが、
作り上げるという信念と、家族の励ましの中、
1年程で完成させてしまうのだ。

これがチキンラーメン。

それから
今では世界中にインスタントラーメンがあるわけだけども、
カップヌードルがあの浅間山荘事件のときの
テレビ中継で注目されて爆発的なヒットを放ち、現在にいたっているようで。

宇宙食にまでなったというのだから、すごいものだ。

偉大な人は、偉大だ。

安藤さんはもう亡くなってしまったが、生誕100年を記念して
カップヌードルの限定パッケージがでるとか。
似顔絵つきみたいです。


さて
この新味ですが、

予想とは若干異なり、塩!という味ではない。
醤油に比べたら塩かなぁ、という感じ。
ちょっと自分にはしょっぱく感じたので、お湯を多めにした。

鶏肉は、このクオリティはすごいと思う。
いわゆる個別包装とかではないのに、この質はすごい。
ただお湯を注ぐだけ、なのに。



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