ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

ソトコト2月号

2016-01-09 22:56:48 | 唐桑日記
ソトコトという雑誌の2月号につなかんが
載っていますので、よかったら買ってくださいねー!

うちは牡蠣屋ですが、いちよさん、
あわびを持ってポーズ。


調度取材の日が開口で
いちよさんが取って来た
あわびをごちそうしたのです。

雑誌の特集は「移住」で
別のページでは
唐桑に移住した
「移住女子」たちが
特集されています!

地元の人たちとの関わりや、
ここでの生活がちょこっと紹介されています。

そうそう。地元の新聞「三陸新報」でも
年明けからずっと
移住者にインタビューや
全6回の移住者同士の座談会を
特集しています。


人が移り住んだことが
ニュースになるってことは
地方ならではだなって思いました。

この写真の中には震災直後から
気仙沼に移り住んだ人もいます。
震災から5年が経つこの時期に
載ったのは、彼らがこの場所に
根付いるからで。

「いてくれてよかったね」と
思ってくれている人がいるからです。
単純に震災から5年間
気仙沼にいられたことがすごいなー。
たぶん、本人にとっても
忘れられない、いい時間になっているんだと
思います。



よそから「移住」するっていうことが
ほんとに特別なことだったんだなと
思います。それも特別な震災をきっかけに。


今日は震災前に、
一度唐桑に牡蠣を食べに
来た人たちが遊びに来てくれました。
つなかんは震災後に始めたので、
なんだりかんだり探し出してくれました。


もう10年くらいこの連休には
東北に旅をしている友だちグループ。

震災をきっかけにできたつながりもあれば,
その前から東北に縁がある人たちもいます。
たまたまですが、僕の父と共通の知人が、
いて、小笠原の話で盛り上がりました。

東京から船で27時間の
超不便な島でしたが、
移住者だらけの島でした。
小笠原にあって、ここにないのは「レジャー」です。

「なかなか行けない」っていうのが
来ている人たちにとっての価値にもなっていました。
イルカと泳ぐドルフィンスイムの船で
バイトしたり、居酒屋でバイトしながら
2〜3年住んで帰るような人が結構います。

小さい島なので、車が無くても生活できました。
唐桑はチャリで買い物に行ける広さでもないし、
こっちはまず車がないと無理です。

唐桑の「なかなか行けない」秘境感は
負けてませんし、海の資源も豊富です。
今年も色んな人に会えると良いなと思います。



「こういう町になればいいな」という
大きいことはなにからやったらいいか
わかりませんが,

「東北に牡蠣を食べにいくならつなかんに行こうよ」って
言ってもらえるようになら自分にできることも
はっきりするので、それはちゃんとやっていこうと思います。

できることをしよう。
文庫版の巻末インタビューがまたすんごい面白かった!