まずは2歳戦。日曜日の札幌5R芝2000mを勝ったタピット産駒のバニシングポイント。まだ幼さを見せていましたが、スケールの違いで圧勝いたしました。今年の2歳牡馬では、ダノンザキッドと並んでトップの強さと言って良いのではないでしょうか。母父がアンブライドルズソングですので、ピカピカの米国血統で、芝でもダートでも高見を目指せる存在になると思います。
それにしても、今年の2歳戦はコロナの影響なのでしょうか、序盤戦のレベルが低い。いろいろなリスクを回避しながらですから、やむをえないのですが、有力な2歳馬の調教が順調に行えない事情が影響しているのでしょうか。去年であれば、すでにサリオスやラインベック、リアアメリアなど、クラシック候補は何頭も出ていましたが、ここまでのところ、今年のレベルはショボい。9月以降の中山・東京・阪神・京都デビュー組を待つしかないようです。
さて札幌のクイーンS。勝ったレッドアモネスは、コース取りも完璧、展開も完璧でした。吉田隼人騎手は、函館記念に続いて北海道シリーズの重賞連勝となりました。
来週も晴天の夏競馬を堪能したいものですね!