まずはオーストラリアのクイーンエリザベスSのダノンプレミアムについて。とんでもない不良馬場で、最後は脚が完全に上がっていました。途中も走りにくそうでしたので、馬場が合っていませんでした。コロナ騒動といい、馬場といい、運がなかったとしか言いようがありません。まずは無事に帰国してほしいと思います。
次に阪神牝馬S。サウンドキアラは本物になりました。2年前、新馬戦でエアアルマスに勝って阪神JFに向かいましたが、除外。出ていれば本命にしようとしたぐらい、潜在能力が高い馬に見えました。まぁ出てても、あの時のラッキーライラックにねじ伏せられたと思いますが。ヴィクトリアMで、アーモンドアイ、グランアレグリアとの対決が楽しみです。
ニュージーランドTのルフトシュトロームも、僅差ではありましたが、強い勝ち方でした。ただし、本番のNHKマイルCは、桜花賞や皐月賞で主役を張ったレシステンシアとか、サリオスが相手になると想定されますので、勝つのは厳しいと思います。
そして桜花賞。勝ったデアリングタクトは、良馬場ならば、もっと鮮やかな勝利だったでしょう。あの重馬場ではとても届かないところからの差し切りで、アーモンドアイの再来に思えます。怪我さえなければオークスも不動の本命で間違いないでしょう。2着のレステンシアは、武豊騎手が理想的なレースをしました。あれで差されれば、もう仕方ないところ。オークスにいっても、デアリングタクトがいれば勝ち目はありませんので、予定どおりNHKマイルCでサリオスとの決戦に向かうと思います。