金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【大山ヒルズ便り】 放牧中のコントレイルの独り言 ①

2020-12-22 07:06:21 | 競馬

 鳥取の大山ヒルズで放牧中のコントレイル君今は、どんな様子でしょうか?

 

「とにかく疲れました。春までは比較的、楽なレースばかりだったのに、あの京都の3000mのレース、ありゃ酷いもんでした。途中までタラタラ走って、緊張感のないレースだと思っていたら、最後の1000mになって、あのアリストテレスというか、ルメールという騎手が、シツコくて離れないので、少しカッとなってリキんでしまいました」

「それでも、あのレースは僅差でも勝てたので、これで暫くお休みだぁ!と、気持ちよく放牧に出ていました。ところが、急遽もう1回走れ!ということになったんです。放牧中に、調子に乗って気持ちよく牧場を走っていたら、うちの調教師が『もう大丈夫』だと判断したようです‥」

「でもね、次のジャパンカップって、初めての古馬相手のレースだったんです。私の父も、初の古馬戦で2着に負けたって」

「また、綺麗なお姉さんがいるなぁと、ボーと見ながら、油断しながら走っていたら、これが強いのなんのって。あれがアーモンドアイさんなら、最初から教えて欲しかったです。史上最強牝馬なんでしょ。知ってたら、徹底マークをしてましたよ」

「それにしても、あのアーモンドアイさんに乗っていたのもルメールって騎手。あの騎手、苦手です。あの人は嫌い、もう会いたくないです」

「こうやって、放牧に出ていると、栗東トレセンには二度と戻りたくなくなるのですよ。大山ヒルズにも雪がたくさん降るし、雪の中で静かに生きたくなる」

 

 どうも、完全に気が抜けて、闘争心を無くしたコントレイル君です。(続く)


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