京都で行われるシルクロードステークス(GⅢ)は、春の高松宮記念(GⅠ)を占うレースとして重要であり、4歳陣・5歳陣を中心にメンバーも揃いました。しかし、そんな中にあって、ひと際存在感を放つ馬が1頭おります。そう、10歳牡馬のティーハーフ。
無事是名馬を地でいくように、ここまで47戦7勝、2015年には函館SS(GⅢ)の重賞勝ちもあります。若い頃は抜群の切れ味が信条でしたが、年齢を重ねるにつれて、渋った馬場で粘り強く伸びてくるタイプに転換。人気馬が苦戦しそうな重馬場や条件の悪い時に、皆をビックリさせるような好走を見せる名わき役になりました。
それより何より、私のような今年還暦になるオジサンたち、すなわち「まだ5年も働かないといけないのか‥」とショボくれるオジサンたちに、「俺はまだ走るよ!」と元気をくれる存在がこのティーハーフなのです。
1200mのスプリント戦では、いつもなら私はスピード血脈満載のモズスーパーフレアに◎を打つのですが、今の京都の重い馬場ならば、④ティーハーフから馬券を買いたいと思います。とは言え、さすがに頭固定という訳にはいきませんので、三連複の1頭軸で手広くいきます。④⇒①②③⑥⑧⑩⑫⑬⑭⑮⑯⑱の三連複66点で。
そして府中のダート重賞、根岸ステークス(GⅢ)。このレースは1600mの東京ダート実績がモノをいうので、武蔵野ステークスの上位馬、④ワンダーリーデルと⑮ダノンフェイスの馬連とワイドで。