日本時間の深夜26時40分に、世界最高賞金レースであるサウジカップ(GⅠ)がサウジアラビアのKアブドゥルアジーズ競馬場で行われます。1着賞金が1000万ドルですから日本円で約15億円、総賞金が2000万ドルで30億円というドリームレースであります。
日本からはダート界のトップ5、すなわち昨年度JRA最優秀ダートホースである6歳牡馬⑦レモンポップ、昨年のドバイワールドカップを勝った7歳牡馬⑬ウシュバテソーロ、昨年の米国ブリーダーズカップ2着の4歳牡馬④デルマソトガケ、帝王賞2連覇中の7歳牡馬⑧メイショウハリオ、一昨年のUAEダービーを勝った5歳牡馬②クラウンプライドの5頭がサウジアラビアへ渡航。残念ながら⑧メイショウハリオは出走取消となりましたが、残り4頭が出走いたします。
ダート王国のアメリカからは、昨年のブリーダーズカップを制した5歳牡馬⑭ホワイトアバリオ、1月の米国ペガサスワールドカップを勝った4歳牡馬⑨ナショナルトレジャー、同2着の6歳牡馬⑫セニョールバスカドール、昨年のハリウッドゴールドカップを勝った6歳騙馬③ディファンデッド、昨年のペンシルバニアダービーを勝った4歳牡馬⑪サウジクラウンの5頭。
日本の新聞各紙は、日本の⑦レモンポップと⑬ウシュバテソーロの2頭が初対決するということで、この2頭による「世紀の対決」と騒いでいます。がしかし、今回は米国勢も第一線クラスが出てきましたので、日本馬同士のワンツーなどと、そう簡単にはいかないと思います。伝統的なアメリカ競馬、すなわち、最初から飛ばせるだけ飛ばして、ラストも粘り切るという最も厳しいレース展開になると思いますので、それに耐えうる日本馬が何頭残るか‥という感じではないかと思います。
本命には、米国の⑭ホワイトバリオを指名いたします。対抗も、米国の⑨ナショナルトレジャー。その他は、米国の⑫セニュールバスカドール、同じく③ディファンデッド、⑪サウジクラウンの3頭。日本馬からは、⑬ウシュバテソーロと④デルマソトガケの2頭。
馬券は、⑭ホワイトバリオと⑨ナショナルトレジャーの2頭軸三連単20点 ⑭⑨⇒⑫③⑪⑬④ で。
今回は、アメリカ陣営の圧勝という気がしています。