まずは小倉2歳S。1昨年はメイケイエール、昨年はナムラクレアと、今後のスプリント路線を牽引していくだろうスピードスターを輩出しているレースです。今年も、今後のスプリント路線・マイル路線で活躍するスター候補が出てくることを期待したいと思います。有力馬は以下の7頭。
まずは未勝利馬の身ながら、フェニックス賞を勝ったイスラボニータ産駒の牝馬⑦ミカッテヨンデイイ。すでに短距離の追込み馬として走る型が出来上がっており、思い切りの良い今村聖奈騎手とのコンビネーションも抜群。
8月21日の小倉芝1200m新馬を勝ったダンカーク産駒⑥メイショウヒューガ。3番手から前を捉えるレースセンスの良さ、重馬場で1分8秒3の勝ち時計の優秀さ。堂々のスプリント王候補。
6月12日の中京芝1200m新馬を勝ったウォーフロント産駒⑨プロトポロス。3番手追走から、直線だけで3馬身以上突き放す、スピードの絶対値の違い。福永祐一騎手にとって、今年の2歳スプリント路線はこの馬でいくと思います。
函館2歳S2着馬のハーツクライ産駒⑤クリダーム。デビュー戦も函館2歳Sも、先行して押し切る型が出来上がっている、抜群のレースセンスの良さ。鞍上がレジェンド武豊騎手というのが最大の魅力です。
7月24日の福島芝1200m新馬を勝ったサトノアラジン産駒の牝馬②アウクソー。3番手追走から直線だけで5馬身を突き放すスピードの持続力は圧巻でした。
7月3日の小倉芝1200m新馬を勝ったグレーターロンドン産駒①ロンドンプラン。3番手追走から直線だけで軽く2馬身突き放すレースセンスの良さが身上。新種牡馬グレーターロンドンは産駒は少ないですが、好素質馬が多く、出走していれば買いで間違いなし。
8月20日の小倉芝1200m新馬を勝ったアメリカンペイトリオット産駒⑬シルフィードレーヴ。3番手追走から直線だけで軽く1馬身1/4差をつけて快勝。レース負荷がかかっておらず、レース間隔が詰まっていることに心配なし。
本命には、クレーターロンドン産駒①ロンドンプランを指名。対抗は、イスラボニータ産駒の牝馬⑦ミカッテヨンデイイ。馬券は、この2頭軸の3連単20点 ①⑦⇒①⑦⇔⑥⑨⑤②⑬ で。
次は新潟記念。夏の芝2000mシリーズのチャンピオンを決めるレース。夏競馬のラストに相応しい重賞です。ただ今年の新潟記念は、先週の雨の影響で少し重めになっていることに留意が必要。
狙いたいのは、芝2000mのスペシャリストにして時計のかかる馬場が歓迎の7歳牡馬の④サンレイポケット。それから、同じく馬場が渋るのを待っていた、かつての芝2000mのスペシャリストで8歳牡馬の②プレシャスブルー。この7歳牡馬④と8歳牡馬②の2頭軸で勝負したいと思います。
相手は、①イクスプローション、⑨エヒト、⑯カイザーバローズ、⑥カラテ、⑩ココロノトウダイ、⑮スカーフェイス、⑤ヒートオンビート、⑱フェーングロッテン。
馬券は、④サンレイポケットと②プレシャスブルーの馬連1点 ②④ とワイド1点 ②④ 。それと、この2頭からの三連複8点 ②④⇒①⑨⑯⑥⑩⑮⑤⑱ で。