ディープインパクト産駒オーギュストロダンに続いて、今度は、日本産のハーツクライ産駒コンティニュアスが大偉業を成し遂げてくれました!
英国クラシックの3冠最終戦、セントレジャー・GⅠ(ドンカスター競馬場・芝2900メートル)が現地時間16日に行われ、ライアン・ムーア騎手が騎乗したハーツクライ産駒コンティニュアス(牡3歳、愛国 Aオブライエン厩舎)がGⅠ初制覇を飾りました。勝ち時計は3分6秒95(重)。
レースでは、後方3番手の位置取りとなったコンティヌアスでしたが、最後の直線に入ると、馬場の内側を突いて前に進出。残り100mのところで先頭に立つと後続を突き離して、2馬身3/4差で快勝。2着には1番人気のアレスト(牡3歳、英国 J&T・ゴスデン厩舎)、さらに1/2馬身差の3着には、チャールズ3世所有のデザートヒーロー(牡3歳、英国 W・ハガス厩舎)。
この勝利でコンティニュアスは通算7戦4勝となり、GⅠ初参戦のフランスダービーでは6着に敗れましたが、前走の英国GⅡ戦を勝って、さらに今度は初のGⅠタイトルを手にしました。今後については、中一週となりますが、凱旋門賞・仏GⅠ(10月1日、パリロンシャン競馬場 芝2400メートル)参戦の可能性もありそうです。
なお、日本産種牡馬としては、英2000ギニー(2018年)を勝ったディープインパクト産駒のサクソンウォリアー、英ダービー(2023年)を制したオーギュストロダンに続き、ハーツクライ産駒が英クラシック3冠目を奪取する偉業を成し遂げました。
ハーツクライ産駒コンティニュアスには、この勢いで、日本人の凱旋門賞コンプレックスも消し去って欲しいものであります。