金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【凱旋門賞特集②】 枠順が決まる! 気になる当日の天気予報は?

2021-10-01 07:29:47 | 競馬

 いよいよ、第100回凱旋門賞の枠順が決まり、鞍上の騎手も確定したようです。以下は、馬番順に並べておりまして、発走枠順は「ゲート〇番」と表示している番号をご参照下さい。

 

①トルカータータッソ 独 牡4 Rピーヒュレク    ゲート12番

②ディープボンド   日 牡4 Mバルザローナ   ゲート5番

③ブルーム      愛 牡5 武豊        ゲート7番

④タルナワ      愛 牝5 Cスミヨン      ゲート3番

⑤ラブ        愛 牝4 Lデットーリ      ゲート4番

⑥ラービアー     仏 牝4 Cデムーロ      ゲート15番

⑦クロノジェネシス  日 牝5 Oマーフィー     ゲート14番

⑧モジェスター    英 牡3 Rライアン      ゲート1番

⑨ベイビーライダー  仏 牡3 Iメンディザバル  ゲート13番

⑩アダイヤー     英 牡3 Wビュイック    ゲート11番

⑪ハリケーンレーン  英 牡3 Jドイル      ゲート2番

⑫シリウェイ     仏 牡3 Fブロンデル    ゲート10番

⑬アレンカー     英 牡3 Tマーカンド    ゲート8番

⑭バブルギフト    仏 牡3 Mデルザングル    ゲート6番

⑮スノーフォール   愛 牝3 Rムーア      ゲート9番

 

 この時期、馬場が悪くなることで有名なパリロンシャン競馬場ですが、それでも少しでも改善しようと、芝の入替えや、ラストの直線の内側の馬場を「オープンストレッチ」として確保して、後ろから差す馬たちにも、良い馬場を通れる工夫が施されています。ただ、そうしたコース改善内容の程度では、やはり内枠を引いた馬たちに有利であることが明白で、15頭立てとなった今回の凱旋門賞で、10番以降の外側のゲートに回った馬は、スタート後、上手く内側へ入っていく努力が要ると思います。

 日本関係馬の中では、先行するであろうディープボンドが絶好のゲート5番を引いたのに対して、クロノジェネシスはゲート14番と、明暗を分ける枠順となっています。名手Oマーフィーが、スタート後に、上手く内側に寄せることが出来るかに注目です。そして、ディープインパクト産駒の欧州調教馬スノーフォールはゲート9番という微妙な枠順。世界一の騎手、Rムーアの腕の見せ所でしょう。

 

 それから、気になる当日の天気予報ですが、現在は良好な馬場が維持されているようですが、例によって週末にかけて雨予報が続いているそうで、日本で言う「重馬場」程度は覚悟しないといけない情勢です。ドロドロの不良馬場だけは避けてほしいと思いますが、ここは祈るしかありません。

 

 また、15頭立てのレースになりましたので、各陣営がどう仕掛けてくるかも注目です。例年どおりに、馬場の悪い中、スローで入って、途中からロングスパート合戦となるのか? あるいは、ディープボンドが、前半からレースを淀みのない展開に持ち込み、むしろ途中で、一息を入れる日本的なレース展開に持ち込むのか? 予想をする上でも、「展開」は重要な要素になる気がいたします。


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