
今年三度目となる能の舞台へ上がり、「猩々」を、地謡方の一人として、つとめる。
そして「加茂」を舞い仕り、宗家が謡われる「紅葉狩」、「絃上」、「竹生島」の、その末座へ、思いがけず加わらせていただく栄誉に浴す。
先のことなど見えないのだから、わたしは見ない。
いま目の前にある現実を見つめ、そこからいかに自分なりの舞台空間を想築(デザイン)していくか-

わたしはそこに、生きる意義を見出だすのである。
そして「加茂」を舞い仕り、宗家が謡われる「紅葉狩」、「絃上」、「竹生島」の、その末座へ、思いがけず加わらせていただく栄誉に浴す。
先のことなど見えないのだから、わたしは見ない。
いま目の前にある現実を見つめ、そこからいかに自分なりの舞台空間を想築(デザイン)していくか-

わたしはそこに、生きる意義を見出だすのである。