
令和四年(2022年)となる。
その初日は平成二十七年(2015年)以来の極寒にて、東京の早朝の氣温が-5℃云々。

道理で、窓が凍って開かないわけである。
午前中に一ヶ所だけ挨拶に出かけたほかは暖めた部屋で過ごし、今日の初詣は今年も控へる。
往復で見かけた神社前には、初詣客の大行列。
この時世下で、それはまだ早いのではないかと思ふ。
その年最初のお参りが“初詣”であり、正月三が日に行かなければならぬものではない、とは旧年に初めて知ったこと。
よって閑散期に入ってから、ゆっくり出かけやう。
今年は今日に始まったばかり、なにも今日にやる必要もない。
なにより私は、ヒトの群れ群れに身をおくことがキライゆゑ。

昼過ぎに軽く昼寝のつもりが日没に掛かって、しまったと思ふ。
まあよい。
頭がすっきりしたところで、今日からのために用意しておゐた本を、ゆっくり讀むことにしやう。
急ひても急かなくても、
時間はおなじ。