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迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

正月朔日の時間。

2022-01-01 20:51:00 | 浮世見聞記


令和四年(2022年)となる。

その初日は平成二十七年(2015年)以来の極寒にて、東京の早朝の氣温が-5℃云々。



道理で、窓が凍って開かないわけである。


午前中に一ヶ所だけ挨拶に出かけたほかは暖めた部屋で過ごし、今日の初詣は今年も控へる。


往復で見かけた神社前には、初詣客の大行列。

この時世下で、それはまだ早いのではないかと思ふ。


その年最初のお参りが“初詣”であり、正月三が日に行かなければならぬものではない、とは旧年に初めて知ったこと。

よって閑散期に入ってから、ゆっくり出かけやう。

今年は今日に始まったばかり、なにも今日にやる必要もない。

なにより私は、ヒトの群れ群れに身をおくことがキライゆゑ。





昼過ぎに軽く昼寝のつもりが日没に掛かって、しまったと思ふ。

まあよい。

頭がすっきりしたところで、今日からのために用意しておゐた本を、ゆっくり讀むことにしやう。



急ひても急かなくても、

時間はおなじ。






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