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迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

みをうつくしく。

2012-06-22 21:20:17 | 浮世見聞記
道端を歩くわたしの脇を、自転車に乗った小学校低学年くらいの女の子が、

「すみません」

と、後ろから声を掛けて、追い越して行った。

そして、その先の横断歩道で信号待ちをしている母親の自転車へと、追い付いて行った。


まだ小さな女の子が、徒らにベルを鳴らすのではなく、「すみません」と声を掛けたことに、わたしは感心した。

そして、あのまだ若い母親の“躾”のほどを、好ましく思った。



学力ばかりで知力はサッパリな子供がやたら目に付く現在(いま)の御時世、一番初めに教えなければならないのは何であるか、つくづく考えさせられる。
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