
東京都港区東麻布一丁目にて、ふと東京タワーを見上げると、上空に薄くながら光輪が現れてゐた。
どこへ行っても同じ景色が続いてゐるやうに見へる東京だが、ちょいと目線と爪先を転じるだけで、また違った“顔”に、出逢へる。
もっともそれは、どこへ行っても同じこと。
手元のオモチャにばかり熱中して歩いてゐる人は、あとは電柱に頭をぶつけるだけの、フナ侍。
どこへ行っても同じ景色が続いてゐるやうに見へる東京だが、ちょいと目線と爪先を転じるだけで、また違った“顔”に、出逢へる。
もっともそれは、どこへ行っても同じこと。
手元のオモチャにばかり熱中して歩いてゐる人は、あとは電柱に頭をぶつけるだけの、フナ侍。