
一日曇天で推移するのかと思ひきや、昼過ぎに俄かの強風、そして本降り、やがて一時的に晴れ間が覗く。
ただし強い風はそのままで、しかも南から吹くために暖かなのが氣分を惡くする。
五月の大型連休中も快晴は望めないさうだが、浮世の休日とは関係なく生きてゐるゆゑ、そのあたりのことは知ったことでない。
大したこともせずに生きてゐる者たちに、御褒美は無いと云ふだけのことだらう。
今年二月に人災疫病の感染が判明した知り人が、昨日に二度目の感染を確認云々。
自分の知ってゐる圏内に、さうした人が出ると云ふこと自体、すでに恐ろしい。
五月には、四回目のワクチン接種を開始云々。
これまで三回接種したが、あの副反應を考へたら、やはり二の足を踏みたくなる。
知床の觀光船遭難事故について次々に報が入って来るものの、胸が苦しくなる内容ばかりで、またさういふ心情を煽る報道屋のシゴトぶりが気に食はない。
三年前に甲州道志村のキャンプ場で“神隠し”に遭ったきりとされてゐる少女の可能性もある、頭部らしき白骨の一部が、現地の澤でボランティアによって發見云々。
初めから“異臭”のする失踪事件なだけに、ぜひ鑑定結果を知りたいものだと思ふ。