かつて台場が存在した場所を現在の地図に重ね合わせると、↑のようになります。
数字が台場の番号ですが、こうして見ると、ランダムに並んでいたことが分かります。
“第一台場”とその約450メートル北北東にあった“第五台場”の一帯は昭和26年から37年にかけて埋め立て工事が行なわれ、現在港区港南5丁目と品川区東品川5丁目に跨がる「品川埠頭」となっています。
周りを囲まれるようにして埋立地と地続き化 . . . 本文を読む
周知の通り、東京湾のお台場は江戸幕府が治世も末期に差し掛かった1853年(嘉永6年)と1854年(安政元年)の二度に分けて造った、国防要塞の一種。
現在は人工の砂州で繋がっていて歩いて渡れる“第三台場”(上段写真)と、完全立入禁止の“第六台場”↓
の二つが国の史跡として現存していますが、もともと造られたのは七つで、昭和14年に一部を残して埋め立てられた“第四台場”と、海底での基礎工事の段階 . . . 本文を読む