迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊-お台場2

2010-12-17 19:42:46 | 浮世見聞記
かつて台場が存在した場所を現在の地図に重ね合わせると、↑のようになります。

数字が台場の番号ですが、こうして見ると、ランダムに並んでいたことが分かります。


“第一台場”とその約450メートル北北東にあった“第五台場”の一帯は昭和26年から37年にかけて埋め立て工事が行なわれ、現在港区港南5丁目と品川区東品川5丁目に跨がる「品川埠頭」となっています。

周りを囲まれるようにして埋立地と地続き化した第一と第五の台場は、そのまま崩されて平地となりました。


港区港南5-2、現在コンテナ置場となっている区域が、ほぼそのままかつての“第一台場”↓。




“第五台場”のあった場所は、現在は物流倉庫となっている港区港南5-11の区域に、やはりほぼ当てはまります↓。



いづれも、すっかり湾岸の倉庫地帯然としていて、当時を偲ばせる痕跡のようなものは、全くありません。
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