アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

大好物の『キムパップ』

2005年02月23日 | 美味美食
キムチチゲや純豆腐チゲなど辛い韓国料理も大好きだけど、それに引けに劣らず大好物なのが『キムパップ』(写真)です。日本の料理に例えるなら太巻きずしと言ったところでしょうか。太巻きも昔から食べなれた味で嫌いではないのですが、甘煮のかんぴょうなんかが入っていて全体的に甘い味付けなので私はあまりたくさん食べれません。
写真の『キムパップ』はオモニが知り合いのお店で買ってきてくれたもので、中にはハム、卵、にんじん、きゅうり、ごぼう、たくあんが入り、胡麻油がぬられた海苔にはゴマがまぶしてあります。『キムパップ』が大好きなのはもちろんその美味しさに惹かれてですが、私の場合、それだけではなく韓国留学時代の食べ慣れた思い出の料理だからかも知れません。韓国にいた頃は今では想像できないくらい朝から晩までアクティブに動いていたので食後数時間もすれば自然とお腹が空いてきます。そんな時にとっても重宝するのが町の至るところにある屋台です。そこそこ人だかりのする屋台を発見したら「아주머니,김밥하고 오뎅 국물 주세요!」(アジュモニ、キムパップとおでんのスープをください!)とすかさず注文します。そう、キムパップにはおでんのスープが最高にマッチするんです。特に凍えるほど寒い冬の夜に熱々のおでんスープをすすりながら頬張ったキムパップは私にとって思い出の味です(なんだか懐かしさのあまり涙がこみ上げてきました...)。
この日はおでんスープの代わりに奥さんが作ってくれた塩味のあさりスープ(これまた大好きな조개탕を思い出します)をすすりながら「美味しい~、マシイッタ!」とキムパップを頬張っていたらいつの間にかお皿のキムパップを全て平らげてしまいました(^^)あ~ぁ、キムパップ最高!!