アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

ルルーの『C.B.S.』(塩バターキャラメル)

2005年02月01日 | 美味美食
伊勢丹新宿で開催されていた「サロン・ド・ショコラ」にて買い求めてきたのが「Le Roux」(ルルー)の『C.B.S.』(キャラメル・オ・ブール・サレ)の名で商標登録された塩バターキャラメルです。
キャラメルに塩バター?と不思議に思った方もいらっしゃるかも知れません。塩バターと言ってもただのバターではありません。フランス北西部ブルターニュ地方特産の良質な有塩バターを用い、鍋で煮詰めるところから一つ一つの包装に至るまで全て手作業で作られたアンリ・ルルー氏渾身の一品です。(余談ですがブルターニュはタラソテラピーという海水を用いた海洋療法の発祥地なんですね。やはりキーワードは塩です!)
『C.B.S.』の味の方は、塩バターが使われているからといって他のキャラメルと劇的に味が異なるわけではありませんが、絶妙な塩加減がキャラメルの旨みや甘みをより引き立てているように感じます。そして暫く口の中で転がしているととろりと溶け始め、ほのかな余韻を残してふわっと消えてなくなってしまいます。さすが手づくりのキャラメルはとろり感とやわらかみが違いますね。
伊勢丹では今後も恒常的に『C.B.S.』を取り扱ってくれるのかな?一度食べたら結構やみつきになるキャラメルだけにぜひまた美味しんで(美味しく楽しんで)みたいな。
そうそう、パッケージにはミニ冊子が付けられていて、最後のページには一見すると『C.B.S.』を使った何かのレシピが書かれています。何せ全てがフランス語で書かれているのでそれ以上は判読できませんでした...。今度フランス語の分かる知人に翻訳してもらおうっと。