コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

新緑

2020-04-13 22:11:23 | 植物

マンゴーの木。若芽の新しい緑がまぶしい。薄緑の見るからに柔らかそうな葉っぱの下を通る時、つい触らずにはいられない。マンゴーアレルギーではあるのだけれど。連なって生っている小さな青いマンゴーの実は子供達のかっこうのおやつだ。今年もいつの間にかそんな季節になっていたのだ。

いずこのお母さんも

2020-04-06 22:12:28 | 今日の出来事

いつも駐車場がいっぱいで買い物に行くのもおっくうだったけれど、最近は外出自粛のために駐車場もガラガラ。車を停めやすいのだけはありがたい。旅客機は飛んでいないが、カーゴ便も船もちゃんと入っているそうで、店の中は品物も豊富でホッとする。息子の小学校時代の同級生のお母さんと会う。ハグはなしで一定の距離で手を振ってあいさつ、お互いの子どもの安否を尋ね合う。彼女の息子は今カリフォルニアのサンノゼにいるそう。感染者は多くないからそれほど心配はしていないが、マスクがないって言ってたから、今2階のドレスショップでマスクを作ってもらうように注文してきたと言う。買い物かごにはチョコレートコーティングの柿の種が2袋入っていた。「マスクと一緒にあの子が好きなアラレも送ってやろうと思ってね。」と。感染者のいないパラオは安全と言えば安全ではあるけれど、入ってくる飛行機がなければ出る飛行機もない。遠く離れて暮らす子供達に何かあったとしても行ってやれる手段はない。出来ることは元気でいてくれるよう祈ることだけ。

ロックアイランドへ

2020-04-05 22:42:40 | 今日の出来事

異様に静かだった先週のコロール。今朝は日曜日というのに外は車の行き交う音がにぎやかだ。なんだろう? 夫が言うにはMドックの波止場からパラオ人の船がいっぱい出ていたそう。 コロナ感染を疑われていた人のテスト結果が陰性と出てホッとしたのか、それでも自粛規制は解けない街中を避け、自家用ボートでロックアイランドに出ようと考える人々が多かったということだろう。なるほど、家族だけで過ごす無人島。これほど安全な場所はないかも。

一安心

2020-04-04 22:44:58 | 今日の出来事
午前中に保健省の緊急報告があり、コロナへの感染を疑われて隔離状態にあった患者のテスト結果が陰性だったことがわかった。緊張で耳まで上がっていた肩がストンと落ちるようにパラオ中がホッとした。あ~、良かった。重要な情報はすぐにお年寄りのためにはラジオでパラオ語で、同時にネットで英語で、保健省と大統領府から発信してもらえるのはありがたい。それでもパラオは引き続き休校で、集会等は自粛状態。役所関係は半日づつの勤務らしい。いつも買い物するミニマートや韓国系のハンパマートはレジのところに透明なアクリル板の仕切りが設置された。ビックリしたけどお互いに安心感出るね。やれることはやった方がいい。がんばろう、パラオ。

いつもの夕暮れ

2020-04-01 22:54:12 | 今日の出来事
スタジオでやっていたヨガも屋外でやっていたヨガも中止になった。大勢で集まることも自粛、休校中の子ども達は外で遊ぶ姿も見えない。パラオに今一人、感染を疑われる人が国立病院の隔離病棟で経過観察中という報告が保健省から発表された。検査結果を待つ間、パラオも緊張状態だ。固唾をのむように静かな空気。夕方のウォーキングはもうすれ違う人もほとんどいない。向こうからジョギングしてくる人に名前を呼ばれる。ああ、暗くてわからなかった。ヨガ仲間の彼女だった。「ジョギング? いいね。」「ヨガのクラス、なくなっちゃったからね。エクササイズ。」 みんないろいろ心配しながらその日を暮らしている。世界中の観光客に称えられてたくさんのカメラの被写体になっていたパラオの夕日が今日もいつものように美しく沈んでいく。コロナがあってもなくても、観客がいてもいなくてもいつもと変わらずに。