コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

北のパラオへ

2014-04-27 21:16:43 | 日本

青い空、雪の屏風岳に桜吹雪。桜だけではない。あちこちに色とりどり。久しぶりの蔵王は春の花盛りだった。澄んだ空気を吸い込んだらあまりの気持ち良さに歌でも歌いたくなる気分だ。
今日の目的地はここからほど近い、蔵王町北原尾地区だ。北原尾。キタハラオと読むが、村名命名の心は「北パラオ」だ。地区の公民館の前に石碑が立つ。『高橋進太郎先生の尽力により昭和21年春、パラオ、ロタ、テニアンから入植する。南洋パラオを忘れないように、この地を「北原尾」と命名する。』と刻まれている。
2001年にパラオのレメンゲサウ大統領がこの地を訪問し、2006年には当時の駐日パラオ大使のダイジロウ・ナカムラ氏が訪れて親交を深めている。そしてこの度、フランシス・マツタロー大使がパラオ政府として3度目の公式訪問だ。マツタロー氏がはるばるここまで来てくれたことが日本人として嬉しいし、マツタロー氏の来訪を村をあげて心から歓迎してくれたことにはパラオ人(ではないけれど)として感激しました。パラオの親日の陰には草の根の小さな外交がいくつもあるんだろうなあと思う。
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一安心

2014-04-06 16:45:04 | 今日の出来事

心配していたストームは発達せずに雨を降らせただけでパラオを通り過ぎてくれたようです。日本だったら細かい予報が出るのでしょうが、パラオの場合は気象庁があるわけでもないですからね。自分でネットでチェックするしかないので、実際来てみないとわからないところがあります。心配しました。2度のスーパー台風を経験したパラオは今回もかなりの警戒をしていたようです。PPRもテニスコートをクローズしてビーチチェアを全部非難させたそうですが、警戒してし過ぎることはないですからね。結果ただの雨だったのは本当に良かった。一安心です。
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冬と春のはざま

2014-04-05 22:51:40 | 今日の出来事

4月だというのに時折雪の舞う寒い日だった。久しぶりに菜っ葉を摘みにビニールハウスに行ってみたら、ぜーんぶ菜の花になっちゃってた。
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3度目

2014-04-04 22:44:00 | 今日の出来事

風速30m級の台風がパラオに向かっているらしい。予報ではパラオを通過するのは4/6の日曜日。おととし、去年と2度の巨大台風の被害に遭っているパラオはふだんのように「ま、いっか~。」とのんきに構えてはいられない。以前のスーパー台風ボッファは事前の情報が風速80mとかとんでもない大きさだった。それに比べれば小さいと言ってもいいが、30mと言えば気象庁の表現も「非常に強い風」を通り越して「猛烈な風」になる。なんとかそれてくれればいいと祈っている。こういうことは本当に祈るしか手段がない。
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