コロコロコロール通信

南洋の小さな島に暮らす家族の日記

Yonex EZone 98

2019-01-27 22:28:54 | テニス

大坂なおみ快挙のニュースをパラオのテニスコートで知った。帰りのガソリンスタンドでキッズテニスのコーチに会う。彼女はオーストラリアオープンを観戦して帰ってきたばかりで、何回戦かの大坂のプレイも見ている。うらやましい限り。「オーサカ、やったね!アジアで初のランキングナンバー1だね!」と彼女も大喜び。嬉しさを共有して固く握手をした。そして今朝起きると、アラバマにテニス留学中のパラオ人の女の子からメッセージが入っていた。「Yonex Ezone 98 日本で買ったらいくらかな?」って。大坂が使っているラケットだ。笑 彼女はずっとHEADをつかってたのに。すごい影響力。「アメリカで買ったら209ドルなんだけど、日本で買ったらどうかなと思って。」と聞いている。ヨネックスが日本のメーカーと知ってのことで、日本のメーカーのものを日本で買ったら普通安いよね、って意味の質問なのだが、たぶん高い。と思う。一応、「確認して知らせるから待ってね。」と答えて、ネットでチェックしてみる。やはり。。日本で売ってるのは日本製で、アメリカで買うより高くなっている。日本でも安く買えるのは海外正規品と呼ばれる輸入品だ。そのことを彼女に伝える。日本製ということに価値を見出せば多少高くても買いたいと思うだろうけれど。説明はよくわかったようだったが、何しろ学生だからね、安い方がいい。大学で試打させてもらって、それがすごく気に入ったらしく、たぶんそれも海外製品だったと思われるので、それで十分という判断だった。コーチに相談て割引してもらえるか頼んでみる、とのことだった。了解! 今までもソニーのプレイステーションやスピーカー、ヘッドホン、任天堂Wiiやスイッチ等、日本で買ったら安いでしょ?って聞かれたことがあるけれど、結局海外で買うより高いんだよね~。期待に添えず残念。。それにしてもグランドスラム優勝の影響力! ヨネックスさん、忙しくなりますね。笑 でも日本のメーカーがずっとスポンサーでなおみちゃんを応援してくれていたのは嬉しいですね。これからもいいラケットを作って頑張ってください!

雨のサンセット

2019-01-20 22:16:39 | 今日の出来事

一日中天気が良かったのに、ちょうどサンセット前に雨が降り出した。あ~あ、今日は夕日は見れないか。いつもはそんなに気にしないし、雨も好きだけど、お客さんが来てる時はやっぱり晴れて、一番いいパラオらしいパラオを見て欲しい。ちょうど日が沈む時間に雨が上がった。雲の向こう、ウーロン島の端にかかるように沈むきれいな夕日をみることができた。雨に濡れたデッキに映る空もまたきれい。こんなサンセットもいいね。

選択肢

2019-01-19 22:01:18 | 今日の出来事

鍋セットを買った。使ってた鍋がだいぶ古くなってテフロンがはがれ、フライパンもやけに焦げ付くようになっていた。限界かな。買うか、鍋。ちょっといいものを買いたい時、さてどうしよう、と悩む。パラオで買うか、日本に帰国した時に買うか、アメリカからネットで買うか。今回日本はなしだ。そこまで待てない。アメリカからネットで買うのもいいんだけど、一度アマゾンでヨガマットを買った時に不正使用されて以来ちょっと躊躇するようになった。届くまで心配っていうのもあるし。パラオでどんなのが買えるかチェックしてみよう。と言っても行くところはWCTCとスランゲルの2カ所。ペイレスも見てみるか。だいたいはアメリカのメーカーで中国製というパターンだ。韓国語や日本語のラベルが貼られた鍋もあるけれど、どうかな~。ノーブランドで安すぎるし、結局中国製。聞いたことがあって信用できるメーカーはT-falぐらい。T-falが手に入るのはありがたいし、これにしておけば無難だろうなあとは思うけれど、今回はテフロンじゃなくてステンレスを買いたい。どうしよう。。WCTCの2Fとスランゲルの1Fを2往復した。売ってる鍋セットの種類は10セットずつほど。この中からの選択だ。8点セットで99ドルというT-falと7点セットのOster、130ドル。聞いたことないけど、ステンレスってこととポッコリした形のかわいさが決め手になって、今回はアメリカブランドのOsterに決定。どうかな~。使いやすいといいな。

シビックセンター

2019-01-18 22:35:26 | 今日の出来事

年に一度のビサ更新。今回は途中で滞在許可証を失くしてしまって、面倒な再発行の手続きをしたばかりだから、またか~、って感じ。提出書類が多すぎて。とりあえず自分で用意できるものをやろう。警察に行って犯罪履歴証明書をもらって$10、病院で健康診断書、$50。健康診断なんて身長、体重、血圧を測ってあとは看護婦の問診のみ。それとなぜかツベルクリン検査。行く病院によっては検便があるところもある。検査項目が決まってないってのが不思議。6か月以内の証明写真はある。とりあえずこれらを用意して、と。警察署のカウンターの女性はすごい迫力の体格で、無表情。「カム!」って「来い!」ってことだよね。怒ってるのかと思ったら最後に「ハッピーニューイヤー!」って笑った。怒ってなかったのか~。
写真:警察署が改修工事中のため一時的にシビックセンター(市民センター)に移設。ニワール、ジブタル村の伝説が壁画に描かれている。パンの木から魚が出てくるパラオの有名な民話。

通勤手段

2019-01-15 22:32:35 | パラオ文化

夫の職場の若いパラオ人スタッフ。おしゃれでかっこいい。ヘアスタイル、ヘアバンド、Tシャツ、短パン、スニーカー。高いものじゃないと思うし、Tシャツは職場のみんなでユニフォーム的にそろえたものを着てる時もある。でも彼が着るとなんかかっこいい。「アッテル」のである。パラオの若い子はおしゃれだと思う。今日本の大学生で、よくわかんないおしゃれにだいぶ金をつぎ込んでる息子も時々パラオに来ると若い人のファッションが気になるようだが、道を歩くパラオハイスクールの子供達を見ては、「パラオ人、かっこいいね!」と言っている。パラオハイスクールはブルーのポロと黒いズボンの制服だけど、まずヘアスタイルがいいね。ジェルでかっこよく決めてる。最近はわきを刈り上げて上をモッコリさせるのも流行っている。そしてポロの着方とズボンのはき方。足元はスニーカーかサンダル。それだけなんだけどね。なんちゅうか、例えば頭は寝ぐせか、それ?みたいなのとか、ズボンぎゅっと上にあげすぎとか、もしくは、つんつるてんでしょう?っていう子がいない。みんなバランスよくかっこいい。と思う。私はね。(笑)
話がそれた。そんなおしゃれでかっこいい職場の若い男の子。時々泳いで帰ってるらしい。健康のためにプールで泳いでから車で帰るとかじゃなくて、職場から家まで帰る手段が泳ぎってことです。職場の目の前は入り江になっていて、向こう側にガラベアドの岬が見える。そこにはテニスコートがあるから私もいつかカヤックであそこまで行ってテニスをするのもいいだろうなあと思ったことはあった。でも泳いで渡るとは。。まずワニがいるし。私は驚いて夫に「彼、泳いで帰ってるの?」と聞くと、夫はどってことない風に、「そうだよ。干潮の時はだいぶ向こうまで歩けるしね。(泳ぐところはそれほどないんじゃないか?)」と答えた。そういう問題? そして時々途中で投網をかけて魚を獲ってるという。うわあ~、なんという。。超かっこいい! 通勤手段は「泳ぎ」です。時々魚も獲りながら帰ります、ふつーに。

時間の感覚

2019-01-13 22:17:16 | パラオ文化

パラオに長いこと住んでいたフィリピン人のテニスプレイヤーがリタイヤしてもうフィリピンに引き上げるという。今日はアイライのテニスコートで彼のためのポットラック(持ち寄り)パーティだった。1週間ぐらい前にテニスフェデレーションの会長からみんなにメールがあった。そしてそれぞれ何を持ってくるか報告して、という。なんかパラオらしからぬ。。なんで突然そんなこと言い出したかなあ。なんでもいいのに。ダブってもいいし。それに1週間前にたとえば「サラダ」って連絡したところで、1週間後にレタスがちゃんと手に入るかどうかはわからないのだ。魚も釣れるかどうかわからないし。その時に用意できた材料で何かを作るしかない。案の定誰も報告してる様子もない。報告しろとは言ったものの、報告がなければないでもまたかまわないのだ。
集合時間は12:30だけれど、こんな場合、だいたい1時過ぎに行けばいい。それでもきっと早い方。そう思っていたのに、昨日夫がたまたま会長に会った時に聞いてしまった。「明日は12:30だよね?」と。すると彼女はそれを否定して、「いや、12時スタートだよ。12時に来て。」と言ったと言う。え~~っ、 絶対12時じゃあ誰も来てないよ~。「でも彼女はオレが12:30だよね?って言ったのをわざわざ否定して12時って言ったんだから、少なくとも彼女は12時に来ると思うから、自分も行かないわけにいかない。それにお昼ご飯を持ち寄るわけだから。」と言う。まあね。それはそうなんだけど、時間通りに行ってみんなが来てたためしがないからさ~。はぁ~。こんな時、染みついた日本人気質、彼女とのやり取りに拘束されて、どうしても遅れていくことができない。彼女が言った通り12時に行きました。はい、予想通り、私たちより早く来ていたのはたった一人だけ。当の彼女は来ていません。そうだと思ったよ~~。私たちの次に主役の彼がやってきて、そしてちらりほらりと集まって、大方のみんなと一緒に会長が現れたのは1時過ぎ。それでも当然のごとく「遅くなってごめんね。」もなし。じゃあなんで12時半を否定してまで12時って言ったかなあ??って思うけど、そういう疑問自体が意味がないのだ。こと時間の感覚については何年たってもパラオ式に慣れない私たちだが、いつになくたくさんの人が集まって、たくさんのおいしいものを持ち寄って、食べ放題、テニス放題の楽しいパーティだったから、ま、いーや、結果オーライっ!!

パンク修理

2019-01-12 22:38:53 | 今日の出来事

パラオに来たばかりの頃は本島の周環道路もまだできていなかったし、街中の道路も悪く、あちこち穴だらけだった。その分スピードを出す車もないのは良かったけれど。まあ、とにかく道が悪いからいつどこでタイヤがパンクしても自分でスペアタイヤに交換できるようにと、夫の講習で私と小学生の息子はタイヤ交換のやり方を習った。その後本島周環道路が出来、空港からアラカベサン、マラカルまでの道路も改修され、穴を気にせず快適に運転できるようになった。島と島とをつなぐコーズウェイも道路の両側にきちんと縁石が敷設されたため、週明け名物の海に落っこちてる車も見なくなった。考えてみたらものすごい変わり様だ
しかし近年、下水道の改修工事、それに引き続いて上水道の工事。いったいいつ終わるのやら、もう長ーいことあちこちで道路を掘り返し、作業をしては埋めるということを繰り返している。だからいつも街中が埃っぽくて、渋滞している。工事中の道路や埋め戻したはずの道路もガタガタで、なるべくいい場所を選んで運転しようとする車が蛇行して対向車線から平気ではみ出してくるから油断がならない。そんなちょっとごちゃごちゃしている道路状況なので、釘を拾ってしまうこともままある。運転する時はいつも4本のタイヤにちゃんと空気が入っているか確認する。あれ?後輪の1本がおかしい。空気が抜け気味。スタンドでガソリンを入れたついでにエアも入れてもらったけれど、また数日後には同じ状態に。行きつけのショップに持ち込みチェックしてもらうと、釘がささっているよ、とのこと。やっぱり。ここでメインに働いているフィリピン人のお兄さんは本当に働き者だ。いつも上半身裸で汗だくになって動き回っている。日本から輸入の中古タイヤ30ドルと交換してもらおうと思ったら、簡単に修理できるよ、と言う。そう?「Can do! Can do! Only 5 dollers!」とのこと。こういうお客さん本位の姿勢もいいね。ものの10分でささっとなおしてくれた。ここは手洗いで洗車もしてくれるんだけど、洗車が7ドルでパンク修理が5ドル。プライシング合ってる?

記憶喪失

2019-01-10 22:10:15 | 今日の出来事

去年の10月のことだ。一時帰国していた日本からパラオに戻ってくる時に、パラオの滞在許可証を紛失していることに気づいて大慌てしたことがあった。紛失していることに気づいたのが仙台空港でチェックインするまさにその時だったからだ。通常日本を出国する際は帰りのチケットか、もしくは海外滞在者はその国の滞在許可証の提示を求められる。もしかしたら出国できないかも!と焦りながら大急ぎで適当な日にちで帰りのチケットを予約し、無事出国、事なきを得た。パラオに入国する際にもそれを提示し、一応ツーリストとして入国してその後キャンセル。翌日、警察署に滞在許可証の紛失届を出し、入国管理事務所で再発行を申請し問題解決、という流れだった。警察署の紛失届にはパラオを出国する際に出入国管理の係員に見せたのが最後の記憶で、その後たぶんどこかで落としてしまったんだと思われると書いた。自分でもそう思い込んでいた。そして許可証が再発行されてからはこの事件のことはすっかり忘れていた。
それが、である。この間、久しぶりに一眼レフをしまっている防水のケースを開けた。ちょっと真面目に撮ってみたい写真があって。最近は手軽なコンデジや、画質が良くなったスマホのカメラばっかり使ってしまって一眼の出番がめっきり減ってしまい、ケースを開けたのもひさーしぶりだった。うっすら埃をかぶったケースを開けると、カメラやレンズの他に壁面に白いものが見えた。なんか白いカードみたいなものがケースとウレタンの間に挟まっている。それを見た瞬間一気に記憶がよみがえった。パラオの滞在許可証! あ~~~、思い出した。あれはいつだ? 日本に帰る前だから夏前だ。夫と二人でカープアイランドに行こうってことになって、久々に二人で出かけた。写真も撮りたい、と一眼を持った。船旅で濡れるといけないからケースに入れて。ロックアイランドに行く時はツーリストは入島許可証を持たなくてはいけないし、パラオに住んでいる外国人は滞在許可証を持って、レンジャーに提示を求められたら見せなくてはいけない。いつも財布に入れて持ち歩いているが、カープアイランドに行くのに財布ごと持っていくのはいやだな。そうだ、許可証だけカメラのケースに入れて持っていけばいいや、そう思って入れたのだった。。はぁ~。その時以来、私の許可証は存在を忘れられ、ずーっとここにいたのだった。あ~あ、もう自分が信じられない。パラオを出国する際に係員に見せたっていう記憶は何なんだ? まずい。記憶力の劣化に拍車がかかっている気がする~。


3セントの貸し

2019-01-09 22:32:21 | 今日の出来事

買い物の合計が27ドル97セントだった。レジのお姉さんに30ドルを渡すと、出てきたレシートを私に見せようと顔を近づけてくる。なに?と私も一緒に覗き込む。おつりのところを指さして「これさ。3セント。借りってことでいい?」と言った。手には2ドルを持っている。ああ、そういうことね。私にくれるべきおつり、本来であればレシートに書いてある通り、2ドル3セントであるが、今3セントがないから2ドルでいいかな?ってことだ。「ああ、いいよ、ぜんぜん。ノープロブレム!」と答えた。「借りね!」と言われてもべつに返してもらえるわけでもないが、反対にレジで1セントや2セントの小銭が足りない時、ここのお店に限らず、どこでも「いいよ、気にしないで。」って言ってもらえる。夫は以前、コーラを買おうとしてレジで財布を忘れたことに気づき、後ろに並んでいた見知らぬパラオ人のおじさんに「今日はおれのおごりだ!」ってコーラを買ってもらったこともある。私も前の人がそんな状態だったらコーラ買ってあげるかも知れない。そんな気持ちになるパラオ。(笑)